九州電力は9日、定期検査中の玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)3号機で、燃料の取り出し作業を報道陣に公開した。この作業の公開は2013年3月以来、約13年ぶりとなる。
燃料取り出し作業の詳細
定期検査に伴い、3号機は6月30日に発電を停止。今月8~11日の日程で燃料取り出し作業が行われた後、原子炉格納容器や配管などの検査を実施する。
9日は、ホウ酸水で満たされた原子炉格納容器から燃料集合体(高さ約4メートル、縦横約20センチ、重さ約700キロ)を取り出し、別棟の燃料取扱棟に移送する様子が公開された。作業員はクレーンで燃料集合体を1体ずつつり上げ、燃料検査ピットへ移送。別棟で外観を検査した後、使用済み燃料プールに移された。9日午後1時時点で、193体のうち90体の取り出しが完了しているという。
今後のスケジュールと安全方針
定期検査が順調に進めば、3号機は10月下旬に発電を再開する予定。九州電力は「安全確保を最優先に、検査や作業を一つ一つ丁寧に進める」とコメントしている。



