ドイツ国防省は17日、ドイツ連邦軍の兵力が13年ぶりの高水準に達したと発表した。軍の抜本的な立て直しに向けた取り組みが徐々に加速している。
兵力の現状と目標
国防省によると、7月末時点の兵力は18万6700人に達し、前年同期から約2%増加。「過去およそ13年間で最高水準となった」とし、軍が目標とする18万6000~19万人の範囲内に入ったと説明した。
ドイツ政府は2035年までに兵力を少なくとも26万人に増やす方針を掲げており、今年1月には志願制の新たな兵役制度が施行された。
改革の背景と応募状況
ドイツは、ロシアの敵対姿勢が強まっていることや、ドナルド・トランプ米大統領の2期目就任以降、米国との関係が揺らいでいることを背景に、軍の改革を進めている。
また、「ドイツ連邦軍では応募者数と新規採用者数も過去最高を記録しており、前年同月比で2桁の伸びを示している」と明かした。
新兵役制度の内容
新たな志願兵制では、18歳の男性全員に適性検査を義務付けた(2027年から)ものの、徴兵制の復活には至っていない。



