「減税メガネ」佐藤沙織里都議が突然の辞職表明「命を優先、今を生きる」
「減税メガネ」佐藤沙織里都議が突然の辞職表明

東京都の佐藤沙織里都議(千代田区選挙区)が29日未明、自身のYouTubeチャンネルで突然、議員辞職を表明した。「今後の人生に大きく関わる事情が重なった」「命を優先し、今を生きる活動を優先する」と述べた。

「千代田区ショック」から一転、任期3年残し辞職へ

佐藤氏は2025年6月の東京都議選で「減税メガネ」と親しみをもって呼ばれ、当時、無所属新人ながらも既存政党の候補者を破るジャイアントキリングを演じ「千代田区ショック」と話題になった。

佐藤氏はまず、「任期途中でこのような報告をすることになり、皆さまには大変申し訳ない」と切り出した。議員辞職の理由について「今後の人生に大きく大きくかかわる事情が重なり、議員生活をこれまでのように継続することが困難になった」と明かした。

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「詳細は公表を差し控える」と説明

「今まで以上に命を優先し、今を生きる活動に入る。個人的な事情をどこまで公にすべきか悩んだが、私だけにかかわる部分でない部分もあり、詳細は公表を差し控える」「任期途中だが、都民の皆さまから付託をいただいた責任と、いま置かれた状態を勘案した結果、議席をお返しする結論にいたった」と、やややつれたような表情で説明した。

それでも、「決して政治への思いがなくなったとか、日本を変えたいという気持ちがなくなったわけでは全くない。一民間人として情報発信を自分のペースで、できる限りこれからも続けたい。また、いつの日か一緒に日本を変えていくことができる日が来たらいいと思いながら、精一杯の活動をしたい」と強調した。

政務活動費を巡る騒動も

佐藤氏は都議会に議席を得た後、1人会派「やちよの会」で活躍していた。任期は約3年残っていた。この間、都政での税金の使い道や都議会についてSNSで積極的に情報発信してきた。

昨年10月、政務活動費を使って自身が開いた会合の様子を撮影した動画を後日、YouTubeチャンネルで発信して得た収益を都に「返納」すべきか否か、都側との間で騒動にもなっていた。産経新聞はこの日午前、佐藤氏本人に電話やメールで複数回連絡を試みたが、返答は得られていない。

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