ロシア大統領府は20日、モスクワ中心部のクレムリン敷地内にあるアルハンゲリスク大聖堂で7月に発見された石棺内の遺骨が、14世紀のモスクワ大公、ドミトリー・ドンスコイ(1350~1389年)らのものだと確認されたと発表した。修復工事の際に見つかり、専門家が調査していた。
プーチン大統領が大聖堂を視察
プーチン大統領は同日、大聖堂を訪れて石棺を視察し、遺骨の発見は「奇跡的で驚きだ」と述べた。プーチン氏はロシア正教会の高位聖職者による祈禱にも参加した。
ロシア史上の重要人物
14世紀のロシアは諸公国に分裂し、ドンスコイ大公はモスクワ大公国の勢力を拡大したとされるロシア史上の重要人物。ロシア正教会では聖人に列せられ、その名前は既に退役した原子力潜水艦などに使用されてきた。
大統領府の発表によると、大聖堂の修復工事で納骨堂のれんがを取り壊したところ、三つの白い石でできた石棺が見つかり、調査の結果、石棺内にあった遺骨はドンスコイ大公ら3人のものと確認された。



