イエメン・フーシがサウジ空港を攻撃、紅海封鎖なら世界経済に打撃
フーシがサウジ空港攻撃、紅海封鎖なら経済打撃

イエメンの反政府武装組織フーシは13日、サウジアラビア南部にあるアブハ国際空港に対し、弾道ミサイルやドローン(無人機)を用いた攻撃を実施したと発表した。ロイター通信が伝えたところによると、イエメン暫定政権を支援するサウジ主導の連合軍は、フーシが発射したミサイルを迎撃したとしている。

サヌア空港への攻撃と報復警告

この攻撃に先立ち、イエメン暫定政権は13日、フーシが実効支配する首都サヌアの国際空港の滑走路を攻撃したと発表していた。これに対しフーシはサウジへの報復を警告しており、今回の攻撃はその報復行動とみられる。

フーシの報道官は13日の声明で「緊張緩和の段階は終わった」と述べ、今後の更なる攻撃の可能性を示唆した。ロイターによれば、フーシがサウジを直接攻撃するのは2022年以来となる。

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紅海封鎖のリスクと世界経済への影響

近年、サウジとフーシの間では比較的平穏な状態が続いていたが、今回の衝突により緊張が再燃している。イランがホルムズ海峡を事実上封鎖する中、サウジは紅海経由の原油輸出を拡大してきた経緯がある。

今回の衝突を機にフーシが紅海とアラビア海を結ぶバブルマンデブ海峡の封鎖に踏み切れば、サウジの原油輸出が困難になり、世界経済にさらなる悪影響を及ぼす恐れがある。専門家は、海峡封鎖が実現すれば原油価格の高騰や供給不安を招き、既に不安定な国際エネルギー市場に深刻な打撃を与えると指摘する。

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