メルケル氏、EU首脳会議でトランプ氏と対立 貿易・防衛巡り意見交換
メルケル氏、EU首脳会議でトランプ氏と対立

ドイツのメルケル首相は、ブリュッセルで開催されたEU首脳会議で、トランプ米大統領と貿易や防衛問題を巡り激しい議論を交わした。会議では、米国が課す鉄鋼・アルミニウム関税や、NATO加盟国への防衛費負担増要求が主な議題となった。

貿易問題での対立

メルケル首相は、EUの結束を強調し、米国の保護主義的な貿易政策に強く反対した。EUは米国の鉄鋼・アルミニウム関税に対し、報復関税を発動する構えを見せており、両者の溝は深まっている。メルケル氏は「我々はルールに基づく国際貿易秩序を守らなければならない」と述べ、WTOの枠組みの重要性を訴えた。

防衛費負担の議論

防衛問題では、トランプ大統領がNATO加盟国に対し、GDP比2%の国防費目標達成を強く求めた。メルケル首相は、ドイツがすでに国防費を増額していることを説明しつつ、目標達成には時間がかかるとの認識を示した。また、国防費の増額は必要だが、軍事力だけが安全保障ではないと指摘し、外交や開発援助の重要性も強調した。

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今回の首脳会議では、イラン核合意や気候変動問題などでも意見の相違が目立った。メルケル首相は、多国間協力の重要性を改めて訴え、EUとして一枚岩で臨む姿勢を鮮明にした。

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