在キューバ日本国大使館は6月3日、キューバ国内で6月6日(現地時間)以降、米VISAと米Mastercardブランドのクレジットカードが利用できなくなると発表し、これから現地に渡航する日本人に注意を呼びかけた。背景には、米トランプ政権による対キューバ制裁の強化があるとみられる。
大使館が発表した注意喚起の全文
大使館によると、現地でクレジットカードが使えると思い込み、現金を十分に持たずに困窮するケースが多発しているという。日本を出発する前に、資金計画を十分に考慮した上で、出国までに不足しない現金(日本円以外の米ドルまたはユーロ)を持参するよう求めている。
なお、VISA・Mastercardの停止後も、現金、キューバ国内プリペイドカードの「Clasica」「Tropical」、国際カードの「Mir」「UnionPay」(銀聯)は引き続き利用可能だ。
停止の背景と影響
今回の利用停止は、5月1日(現地時間)に発令された大統領令第14404号を受けたもので、キューバ中央銀行の発表によると、これまで同国でのVISAとMastercardの決済を処理してきた海外の銀行が、決済代行を担うキューバ企業FINCIMEX S.A.との取引関係を6月6日をもって打ち切ると通告してきたとしている。
在キューバ日本国大使館は、現地でクレジットカードが使えると誤解し、十分な現金を持たずに渡航するケースが増えていると警鐘を鳴らす。大使館は「現金(米ドルまたはユーロ)を十分に持参し、資金計画を事前にしっかりと立てるように」と呼びかけている。
また、VISAとMastercardの停止後も、キューバ国内のプリペイドカード「Clasica」「Tropical」、国際カードの「Mir」「UnionPay」は引き続き利用可能としている。



