トランプ米大統領は19日、南部フロリダ州で18日に投開票された野党・民主党の連邦上院議員予備選に出馬したビンドマン元陸軍中佐が急進左派候補に敗れたことについて、「昨夜の最も喜ばしい敗北」とSNSに投稿した。
元NSCスタッフの反旗
ビンドマン氏は第1次政権時にホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)でウクライナ問題を担当。トランプ氏がウクライナに圧力をかけて権力を乱用したとされる疑惑での下院公聴会で、トランプ氏に不利な証言を行った。同氏はトランプ政権のスタッフだったが反旗を翻していた。
「裏切り者の嫌なやつ」と非難
トランプ氏は19日の投稿で、ビンドマン氏を「裏切り者の嫌なやつ」と非難。ビンドマン氏を下して勝利した急進左派のニクソン氏に関しては「まともに話すことも考えることもできない左翼の狂人」と罵倒したが、11月の本選で与党の共和党候補に敗れるだろうと書き込んだ。
急進左派より政敵か
トランプ氏はこれまで、米最大の社会主義団体「米民主社会主義者(DSA)」の支援を受ける民主党の急進左派を「共産主義者」と批判してきた。ニクソン氏自身もDSAに加入していると説明していたが、トランプ氏にとっては急進左派よりも政敵の方が憎き相手のようだ。



