ベトナムの複数のメディアが、熊本県の地震で自らも被災した八代市に住むベトナム人の若者5人が、倒壊した民家から高齢女性を救出したと報じ、SNSなどで「勇気ある行動だ」と称賛の声が集まっている。
倒壊家屋からの救出劇
国営ベトナム通信などによると、農業に従事する5人は地震発生後、高齢女性が1人で暮らす近所の民家が倒壊していることに気付いた。救出の様子を捉えた動画には、5人が近隣住民と協力しながら屋根瓦やレンガを取り除く様子が映っている。
当時は余震も続いていたが、5人のうちの1人はメディアのインタビューに、「誰も身の危険など気にせず、女性を一刻も早く助けることしか考えていなかった」と語った。
ベトナム人男性の死亡も確認
一方、ベトナム外務省は29日、熊本地震でベトナム人男性1人が死亡したと発表した。報道によると、24歳の技能実習生で、勤務先の工場でクレーンの下敷きになったという。
熊本県によると、県内には約7000人のベトナム人が暮らしている。



