中国広東省深圳市で日本人学校に通う子どもが男に刃物で刺され、死亡した事件から18日で2年となった。中国側は安全確保に力を入れており、子どもたちの生活は戻りつつある。一方、過度な干渉から、日本人社会の日常の暮らしが窮屈になる場面も出ている。
下校時間に笑顔で手を振る子どもたち
17日午後の下校時間に学校付近を歩くと、オレンジ色のスクールバス数台が、敷地内から子どもたちを乗せて出発していた。事件直後に見られたバス内のカーテンが閉め切られるような様子はなく、通りの脇を歩いて帰る子どもたちが、バスに向かって笑顔で手を振っていた。
20人以上の警戒態勢
校門前には、透明な盾とさすまたを持った黒い制服姿の警備員数人が立ち、学校が面する通りでは2人一組が巡回。上空のドローンが人の流れを監視し、パトカーも数台待機していた。私服警察官や地元政府の関係者を含めると、20人以上が警戒にあたっていた。
地元政府で警備を担当する関係者によると、警戒態勢は今後も継続される見通しで、日本人学校周辺では日常的に厳重な警備が続く。一方で、こうした過度な安全対策が、日本人社会の日常生活に窮屈さをもたらす場面も出てきている。



