2026年6月30日、サッカーワールドカップ(W杯)北中米大会の1次リーグで敗退した韓国で、監督選任過程やサッカー協会の運営を問題視する国会の聴聞会が始まった。早期敗退に国民の怒りが高まり、国会が動く事態となった。
聴聞会の概要
聴聞会には、敗退後に監督を辞任した洪明甫氏やサッカー協会会長を辞任した鄭夢奎氏ら、代表チームや協会の関係者が証人や参考人として呼ばれた。鄭夢奎氏は聴聞会の冒頭で「国民やサッカーファンの期待に及ばなかったことを申し訳なく思う」と述べ、質問に誠実に答えると表明。洪明甫氏も「期待に応えられなかった責任を重く受け止めている」とし、「私が知っている事実をそのままお話しする」と語った。
敗退の背景と批判
韓国は2002年の日韓大会で4強、前回のカタール大会で16強入り。今回はイングランド・プレミアリーグ得点王の孫興民ら海外組がそろい、決勝トーナメント進出は容易と見られていた。だが1勝2敗の1次リーグ敗退に落胆が広がり、SNS上で誹謗中傷を含む激しいバッシングが発生。李在明大統領もSNSで洪氏の監督選任を念頭に、「無能な人を指揮官に選べば結果は明らかだ」などと非難した。
今後の焦点
聴聞会では、監督選考過程の透明性や協会運営の課題が追及される見通しだ。



