ロシア海軍、北方領土周辺で軍事演習 択捉島からもミサイル発射か 日本への威嚇目的
ロシア海軍、北方領土周辺で軍事演習 択捉島からもミサイル

ロシア海軍太平洋艦隊は20日、同国が不法占拠する北方領土周辺で地対艦ミサイルなどの発射演習を実施したとSNSで発表した。プーチン大統領が13日に訪問した択捉島からもミサイルが発射されたとみられる。軍事力を誇示することで、北方4島の領有権を争う日本を威嚇する狙いがあるとみられる。

演習の内容と標的

発表によると、定期演習の一環で「仮想敵の艦艇」が攻撃の標的となった。ミサイル巡洋艦が対艦ミサイルを、原子力潜水艦が巡航ミサイルを発射した。

4島の一つからは沿岸に配備された地対艦ミサイルシステム「バスチオン」を使ってミサイル発射を行った。露軍は2016年、択捉にバスチオンを配備していた。演習では、300キロ・メートル以上離れたすべての標的の撃破に「成功した」という。

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日本への通告と反応

露国防省は今月4日、太平洋艦隊による演習の実施を公表した。日本側には択捉の周辺海域を演習区域に設定し、10~15日に射撃訓練を、16~22日にミサイル演習を行うと通告していた。

露側は18日、プーチン氏による択捉入りを高市首相らが批判したことに反発し、日本の武藤顕・駐露大使を呼び出して、抗議した。

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