7月のジョホール州に続き、マレーシアの与党連合がまたも州議会選で敗北を喫した。ヌグリスンビラン州議会選は1日に投開票され、アンワル首相が率いる希望連盟(PH)は国民戦線(BN)に敗れた。
国政連立に影、早期解散論も
国政で連立を組むBNとの関係が揺らいでいる。来年末に下院の任期満了を迎えるが、それを待たずにアンワル氏が解散総選挙に踏み切る可能性も取り沙汰されている。
今回と7月のジョホール州議会選では、いずれもBNが勝利した。BNはザヒド副首相が率いており、事前にPHとの間で候補者調整は行わなかった。
PH内で離反の動き、次はマラッカ州
PH内部でもアンワル氏から離反する動きが出ている。次に焦点となるのは、年内に実施が見込まれるマラッカ州議会選だ。
PHとBNはそれぞれ複数政党の連合体で、かつては宿敵同士だった。2022年に他の地域政党も含む大連立に合意し、アンワル政権が発足した。
マレーシアは人工知能(AI)向けのデータセンター誘致などで経済は好調だが、市民の間では恩恵を受けていないとの不満が蓄積していると指摘されている。



