24日までマニラで開かれていた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議で、ASEANは日本と中国の緊張関係のはざまに置かれた。朝日新聞の取材に応じたカオ・キムホンASEAN事務総長は「日中の歩み寄りを望む」と関係改善に期待を寄せた。一部の国は中国の批判に同調する動きを見せているが、ASEANは中立の立場にあることを強調した。
中国の「軍国主義」批判
22日にあった中国とASEANの外相会議で、王毅(ワンイー)共産党政治局員兼外相は「軍国主義の再燃を許さない」と述べ、日本を念頭に置いた批判を展開した。中国は、高市政権が防衛費の増額に向けた政策を進めていることを例に挙げ、「新型軍国主義」だとして日本を批判している。
23日に取材に応じたカオ氏は、両国の関係について「日中間の緊張が和らぐことを望む」と言及し、ASEANは中立の立場にあるとした。



