メルカリ、AIと人事の責任者を1人に統合「組織ごとAI前提に」
メルカリ、AIと人事責任者を統合「組織ごとAI前提に」

メルカリは6月1日、最高人事責任者(CHRO)と最高AI責任者(CAIO)を1人の役員に統合すると発表した。従来はそれぞれ別の責任者が担当していたが、AIのスピードを活かすには人と組織の運営基盤そのものを変える必要があると判断した。

CTOの粕谷氏がCHROとCAIOを兼任

執行役員 最高技術責任者(CTO)の粕谷卓氏がCHROとCAIOを兼任する。粕谷氏は2017年にミクシィ(当時)からメルカリに転職し、AI研究開発組織の立ち上げなどを担当してきた。CTOの後任は7月1日に就任する予定だ。

メルカリはこれまで、AI戦略と人事戦略をそれぞれ別の責任者が担当していた。しかし、AIによって開発や事業推進のスピードが上がっても、意思決定プロセスや組織構造、リソース配分といった「人と組織の運営基盤」そのものが変わらなければ、AIのスピードを生かすことができないという課題があった。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

新体制の狙い

新体制では、まず人事(HR)部門自身がAIを日常業務に取り入れ、社内の手本を目指す。その上で、AIを中心にした開発体制の本格展開や、働き方、意思決定・承認プロセス、組織構造、リソース配分の再設計を実施する。

また、AIを使って大きな成果を出した社員やチームを正当に評価する仕組みを整え、採用・育成・マネジメントをAIネイティブに進化させ、人材採用も強化する。

メルカリはこの取り組みを通じて、AI時代に適した組織運営を実現し、持続的な成長を目指す方針だ。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ