投資開始が1年遅れると30年後に損?50代からの長期投資のすすめ
投資開始が1年遅れると30年後に損?50代からでも遅くない

「投資に興味はあるけれど、この年からじゃ遅いかも」。そう躊躇していませんか?その迷いが、将来大きな差を生むかもしれません。SNSでも人気のファイナンシャル・プランナー、岡﨑馨加さんが、50代からの投資ビギナーに向けて、運用を早く始めることの重要さを解説します。

アインシュタインも驚いた「複利」のすごさ

お金の運用を始めるのが遅れると、将来得られる利益に大きな差が生まれます。その理由を説明してくれるのが「複利」です。かの天才物理学者アルベルト・アインシュタインも、「人類最大の発明」「宇宙で最も偉大な力」と呼んだ複利のパワーが、あなたの資産づくりに大きく影響します。

株式投資の平均的な利回りは年5〜6パーセントです。100万円で買った株式(または投資信託)を10年間保有すれば、仮に5パーセントとしても、10年後には150万円になります。

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  • 資金:100万円
  • 利回り:5パーセント/年
  • 運用益:5万円/年

10年後:運用益5万円×10年=50万円、資金100万円+50万円=150万円。ただし、これは「単利」の場合です。「単利」とは、元本だけをそのまま運用した場合を指します。ここでは年間5万円の利益が出ますが、それを口座から引き出して元本を100万円に戻せば、翌年も同じように5万円の利益が出ます。これが単利の運用です。

利益を上乗せして、元本を大きくする

一方、複利では利益を引き出さずに元本に加えることで、翌年以降もその利益にも利息がつきます。これにより雪だるま式に資産が増えていきます。複利の効果を最大限に活かすには、早く始めることが鍵です。

30年では1.7倍の差になる

例えば、毎月3万円を年利5%で運用した場合、20歳から始めるのと30歳から始めるのとでは、60歳時点で約1.7倍の差が生まれます。これは複利の力によるものです。

30年後に3600万円をつくるには

30年後に3600万円を目標とする場合、毎月の積立額は運用開始年齢によって大きく変わります。20歳から始めれば月々約3万5000円、30歳からなら約5万7000円、40歳からなら約10万円、50歳からなら約22万円が必要です。早く始めるほど負担が軽くなります。

早く始めれば、未来は明るくなる

投資に「遅すぎる」はありませんが、早いに越したことはありません。50代からでも、複利の効果を享受することは可能です。少しでも早く一歩を踏み出し、将来の安心を手に入れましょう。

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