弘兼憲史が語る老後を幸せにする習慣:謙虚さと若々しさの秘訣
弘兼憲史が語る老後を幸せにする習慣

漫画家の弘兼憲史さん(78歳)は、定年後も人に好かれる人の特徴として、「前の肩書きにしがみつく人は周囲から敬遠される。60代からは謙虚さ、見た目の若さ、家族への思いやりが大切だ」と語る。

「ありがとう」を忘れない偉人たち

弘兼さんの座右の銘は「実るほど頭を垂れる稲穂かな」。30〜40代の頃、名門ゴルフ場で一緒にプレーした大企業の社長が、キャディさんに敬語を使い、「ありがとうございます」と丁寧に礼を述べる姿に衝撃を受けたという。一方、ファミリーレストランで見かけた年配の男性がスタッフに「水をくれ!」と命令する場面に遭遇し、偉い人ほど謙虚であることの大切さを痛感した。

弘兼さんは、高圧的な態度は損をし、謙虚な振る舞いには得しかないと強調する。自身の漫画『会長 島耕作』に登場する三舞代議士も、高圧的な態度で顰蹙を買い、プロジェクトを頓挫させた例を挙げている。

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定年後に絶対避けるべき「前の肩書」

弘兼さんは、定年後に絶対してはいけないこととして、前の肩書を語ることを挙げる。「元部長」「前課長」といった肩書きをひけらかすのはみっともなく、周囲から敬遠される原因になるという。また、同窓会で老けて見える人と若く見える人の違いは、清潔感や服装、そして謙虚さにあると指摘。ユニクロの服でも清潔感があれば十分であり、においにも気を配るべきだとアドバイスする。

夫婦円満の秘訣は「一緒にいない」こと

さらに弘兼さんは、老後の夢を実現するには必ず家族の確認を取るべきだと説く。夫婦円満の秘訣は「一緒にいない」ことで、適度な距離感が関係を良好に保つという。また、期日を守る人は仕事が途切れず、信頼を得やすいとも述べている。

本稿は、弘兼憲史著『「まだ働かなきゃダメなんですか?」60歳からでもバリバリできる仕事力』(主婦と生活社)の一部を再編集したもの。

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