Twitchは6月18日、ライブ配信プラットフォーム「Twitch」において、アップグレードオプションとして2K(1440p)配信機能を正式にリリースした。この機能はパートナーおよびアフィリエイトアカウントを対象としており、対応環境で利用可能となる。
2K配信の詳細
従来、Twitchでは1080p配信が標準であり、2K配信は一部のベータテスト参加者に限定されていた。今回の正式リリースにより、より多くの配信者が高解像度でのストリーミングを楽しめるようになる。ベータ版からの改善点として、サーバー側のトランスコードサポートの追加、ビットレートの向上、その他のアップデートが実施され、全体的な体験が強化されている。
2K配信を利用するには、OBS Studio 32.0以降が必要で、設定>ストリーム>「マルチトラックストリーミング」内のエンハンストストリーミングにチェックを入れる必要がある。推奨されるハードウェアは以下の通り:
- NVIDIA GeForce 2000シリーズ以降
- AMD Radeon RX 6000シリーズ以降
- Apple M4 / M1-M3 Max以降
- Intel Arc A580以降
配信者側の映像ソースが2K(1440p)解像度以上でなければ、この機能の恩恵は限定的となる。
デュアルフォーマットストリーミング
さらに、スマートフォンを縦向きで使用するユーザー向けに、デュアルフォーマットストリーミング機能も解放された。OBSの標準仕様では対応していないが、Twitchは拡張機能としてAitum Vertical Pluginを推奨している。垂直シーンを設定して配信すると、横画面と縦画面の両方が同時に送信され、視聴者が選択できるようになる。
今後の展望
両機能に関するFAQが公式サイトで公開されており、利用を検討するユーザーは参照することが推奨される。なお、4KやAV1コーデックを用いたストリーミングは現時点では提供されておらず、Twitchは「将来的に検討するかもしれません」と述べるにとどまっている。



