経営コンサルタントの藤井孝一氏は、20代にとって最も高いリターンが見込める投資先は「自分」だと指摘する。若年層を中心に投資ブームが起きる中、株式投資や投資信託などの金融投資も重要だが、自己投資には積極的にお金を使うべきだと説く。
毎月5万円の使い道
例えば、給料から家賃や食費、光熱費などを除いて、毎月5万円が手元に残るとする。毎月5万円を金融投資に回せば資産形成は順調に進むが、藤井氏は「1万円をNISAなどで運用し、残りの4万円は本を買ったり、旅行をしたり、人に会ったりするのに使う」と提案する。
藤井氏自身、学びと経験にお金を使うことを強く意識してきたといい、「その多くがあとあと役立ちました。金融商品への投資以上のリターンをもたらしてくれたと思っています」と振り返る。
自己投資の「旬」
20代は今が自己投資の「旬」だと自覚することが重要だ。成長したいのなら、居心地のよい環境を離れ、「コンフォートゾーン」から抜け出すことも勧めている。海外旅行だけでも効果があるという。
本稿は、藤井孝一著『20代の特権』(三笠書房)の一部を再編集したもの。



