ラジオ体操が2028年に100周年を迎えるのを前に、かんぽ生命が記念絵本「いっしょに らじおたいそう」を制作した。1928年に前身の逓信省簡易保険局が制定した歴史を持ち、ラジオ体操「第一」の楽曲の著作権を所有する同社による取り組みだ。
社内提案から生まれた記念絵本
この絵本は、社内提案制度に応募されたアイデアが採用されたもので、全24ページ。象やパンダなどの動物がラジオ体操をする様子が描かれ、子供にも分かりやすい内容となっている。原案はかんぽ生命の社員3人が作成した。
制作された3000冊は営業職員らが配布し、ラジオ体操の普及活動を通じて健康づくりを促すとともに、子供の教育資金を準備する学資保険などの普及にも役立てる方針だ。
普及活動と保険販売への活用
かんぽ生命はこれまで、ZOZOマリンスタジアムなど大規模会場で「1000万人ラジオ体操祭」を開催してきた。また、巡回ラジオ体操会として全国各地の自治体と協力したイベントを開催しているほか、全国の小学校にラジオ体操カードを配布している。
同社はラジオ体操をきっかけに顧客との接点を増やし、学資保険を始めとする保険販売に注力したい考えだ。学資保険は主力商品として長い歴史を持ち、大学入学時にまとまった資金を受け取るコースや、小中高の入学前、大学在学中にも資金を受け取れるコースがある。
学資保険の契約件数は2014年度に547万件だったが、少子化の影響もあり、2025年度には229万件まで減少している。



