アルファベット、ピチャイCEOが自社株買いで約450億ドル調達へ
アルファベット、ピチャイCEOが自社株買いで450億ドル

アルファベットとグーグルの最高経営責任者であるサンダー・ピチャイ氏は6月3日(現地時間)、同日実施した自社株買いプログラムにおいて、大規模な自社株買いにより約450億ドルを調達したとX(旧ツイッター)に投稿した。

当初目標を上回る自社株買い

当初の目標は最大400億ドルとされていた。米投資会社バークシャー・ハサウェイが100億ドル相当を取得したという。アルファベットは来四半期にさらに400億ドル相当の自社株買いを予定しており、総額850億ドルを調達する計画だ。

ピチャイ氏はこの資金調達について、「AIの機会に備え、企業や消費者からの需要に応えるための、数年にわたる投資戦略の一環」と説明した。同氏は投資家向けプレゼンテーションで、AIインフラとデータセンターへの設備投資として1800億ドルから1900億ドルを投資する予定だと述べた。

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アルファベットの設備投資額推移

アルファベットの設備投資額は増加傾向にあり、AI需要の拡大に対応するため、2026年通期の設備投資見通しを最大1900億ドルに引き上げた。

関連記事として、グーグルを擁するアルファベットはAI基盤強化に向け800億ドルの自社株買いを実施。公募増資やATMプログラム、バークシャー・ハサウェイへの第三者割当増資を組み合わせる。資金は主にAI基盤の設備投資に充てられ、需要超過が続くAI市場での競争力拡大と急成長を支える。

また、アンソロピックは米証券取引委員会(SEC)に内容非公開で新規株式公開(IPO)を申請したと発表した。発行株数や価格などの詳細は後日公開される。同社は最近の資金調達により企業価値がオープンAIを上回ったとされ、年間予想売上高も増加している。早ければ今秋にも上場する見通しだ。

アルファベットの1~3月期決算は、売上高が22%増の1098億9600万ドル、純利益が81%増の625億7800万ドルと大幅な増収増益となった。グーグル・クラウドが初めて200億ドルを突破。AI需要に対応するため、2026年通期の設備投資見通しを最大1900億ドルに引き上げた。

一方、スペースXは新規株式公開(IPO)の申請書類を証券取引委員会に提出した。6月中に上場の予定。2025年の売上高は186億ドル超の一方で純損失を計上した。主力のスターリンクに加え、統合したxAIなどAI事業を強化している。上場後もイーロン・マスク氏が85%超の議決権を握る。

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