日経平均、一時900円超の急落
12月19日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比で一時900円以上下落し、3万8000円台を割り込む場面があった。前日の米国株式市場で主要株価指数が大幅安となったことや、外国為替市場で急激な円高が進行したことが投資家心理を冷やし、ほぼ全面安の展開となった。
米国株安と円高が重石に
前日の米国市場では、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ期待が後退したことなどから、ダウ工業株30種平均が約1100ドル安と大幅続落。この流れを受けて東京市場でも売りが先行した。また、外国為替市場では1ドル=153円台まで円高が進み、輸出関連株を中心に売り圧力が強まった。
業種別では、自動車や電機などの輸出株が総じて軟調。半導体関連株も米エヌビディアの下落に連れ安となり、指数を押し下げた。一方、内需株やディフェンシブ株は相対的に底堅く推移したが、全体をカバーするには至らなかった。
市場関係者は「年末のポジション調整に加え、米国金利の動向や為替の変動が不透明感を強めている」と指摘。日経平均の下値目途として、心理的な節目の3万8000円が意識されている。



