住宅ローン比較サイト『モゲチェック』を運営する株式会社MFSは、2026年9月の住宅ローン金利情報を公表した。6月の日銀利上げの影響が各銀行の住宅ローン金利に反映されつつあり、9月はドコモSMTBネット銀行、楽天銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行が変動金利を引き上げた。
変動金利は地銀が最安、ネット銀行とメガバンクで上昇
変動金利は、今月は地方銀行が最も安い1.23%となった。メガバンクは1.25%、ネット銀行は1.29%で、ここ数年間で初めて見られる逆転現象が起きている。具体的には、ドコモSMTBネット銀行が年0.200%、楽天銀行が年0.014%、三菱UFJ銀行と三井住友銀行がそれぞれ年0.250%引き上げた。
銀行によって変動金利の引き上げ時期は異なる。日銀利上げがまだ反映されていない銀行については、現在の適用金利に0.25%程度を加えた金利で比較するのが良いとしている。
固定金利は長期金利の上昇でほぼ全ての銀行が引き上げ
固定金利は、長期金利の上昇を背景に主要銀行のほぼすべてで引き上げられた。モゲチェック住宅ローン金利インデックスでは、10年固定金利(メガバンク)が3.84%、フラット35が3.46%となっている。フラット35は、モゲチェックで集計を開始した2018年1月以降の最高水準を更新した。
フラット35との金利差は2.23%と、引き続き集計開始以降で最大水準だ。この金利差は日銀利上げ9回分に相当するため、変動金利も固定金利も上昇するなか、変動金利の相対的な優位性は依然として大きい状況にある。
ただし、変動金利には今後の金利上昇リスクがある。現在の返済額を抑えたい方には変動金利が有力な選択肢だが、将来の返済額を確定させたい方は、フラット35などの固定金利も含めて検討すると良い。
僅かな金利差でも大きな差に、金利比較の重要性高まる
最近は不動産価格の高騰を受け、長期・高額の借り入れ傾向が顕著だ。僅かな金利差でも大きな金利総額の差になるため、金利比較・団信比較の重要性がより一層高まっている。
新規借り入れでのおすすめランキングでは、1位がSBI新生銀行のパワースマート住宅ローン(変動金利(半年型)・全疾病保障)で金利は年0.990%。2位はSBIマネープラザ×SBI新生銀行の同商品で、3位はりそな銀行のりそな住宅ローン(変動金利・一般団信)で年0.950%となっている。



