住宅ローン金利上昇で変動型契約者が負担増、固定型への借り換え急増
住宅ローン金利上昇で変動型契約者が負担増

日銀の追加利上げの影響で、変動型住宅ローンの金利が上昇し、契約者の返済負担が増加している。これを受け、固定型への借り換えを検討する動きが急増している。

変動型金利の上昇とその影響

変動型住宅ローンの基準金利は、日銀の政策金利の動きに連動して上昇。大手銀行では、変動型の適用金利が0.1~0.2%程度上昇した。これにより、変動型契約者の毎月の返済額は、例えば3000万円を35年で借りた場合、月々約5000円増加する計算になる。

住宅ローン比較サイト「モゲチェック」の調査によると、2026年6月の変動型金利は平均0.45%と、前年同月の0.35%から0.1ポイント上昇。同サイトの担当者は「今後も金利上昇が続く可能性があり、変動型契約者は注意が必要」と指摘する。

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固定型への借り換え急増

金利上昇を受け、固定型への借り換えを申し込む人が急増。大手銀行の住宅ローン窓口では、借り換え相談が前年比で2倍以上に増えたところもある。固定型金利も上昇傾向にあるが、現在の変動型金利と比較しても、長期固定型の金利は依然として低水準にある。

三菱UFJ銀行の担当者は「変動型から固定型への借り換えは、金利上昇リスクを回避する有効な手段。ただし、借り換えには手数料や保証料などのコストがかかるため、総合的に判断する必要がある」と話す。

専門家の見解

第一生命経済研究所の経済調査部長・新家義貴氏は「日銀は今後も段階的な利上げを続ける見通しで、変動型金利はさらに上昇する可能性が高い。変動型契約者は、返済計画を見直し、固定型への借り換えも含めた対策を検討すべき」と述べる。

一方、固定型金利も上昇基調にある。10年固定型の金利は、2026年6月時点で平均1.2%と、前年同月の0.9%から0.3ポイント上昇。専門家は「金利が低いうちに借り換えを検討することが重要。また、変動型のままでも、繰り上げ返済や借り換え以外の選択肢もある」とアドバイスする。

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