テレビ東京『開運!なんでも鑑定団』(毎週火曜 後8:54)の20日放送回に、ポップアートの巨匠・アンディ・ウォーホル(1928〜1987)にまつわる希少な一冊が登場した。依頼者が約50年前に購入したリトグラフのおまけとして譲り受けた本で、鑑定額は600万円と発表され、スタジオは大きな拍手に包まれた。
おまけで手にした世界に100冊しかない大珍品
番組の予告動画では「50年ほど前、ポップアートの巨匠の絵を衝動買い!そのおまけにいただいた一冊の本は世界に100冊しかない大珍品!?」と紹介された。
依頼者は元大手出版社勤務で、入社して間もない頃、自社の雑誌でウォーホルの特集が組まれたことをきっかけに興味を持ち、都内のギャラリーで小さなリトグラフを20万円で購入。その際、店員から「こちらを記念にどうぞ」と一冊の本をおまけとして手渡された。
その本は、1957年に制作されたウォーホルの『A Gold Book』。友人の100人にプレゼントするために作られた本の一冊で、19点のドローイングが収録されている。中にはウォーホル自身が手で彩色したページもあるという。
鑑定額は本人評価額の6倍に
依頼者が提示した本人評価額は100万円。しかし、鑑定を担当した「ヌカガファインアート」代表取締役・額賀大輔氏が示した鑑定結果は600万円で、スタジオは驚きと拍手に包まれた。
額賀氏は「現存する作品数も非常に少なくて、出てきたとしてもバラ売りされてしまっている。全ページ残ってるっていうのは大変貴重なことです」と評価の理由を説明。依頼者も「驚きました。足がちょっと震えますね」と笑顔を見せた。
なお、この日の放送では他にも、北京五輪で使用された実用品や四谷シモン作の少年の人形などが紹介された。番組はTVerで見逃し配信が行われている。