『GTO』第10話、鬼塚が教師として生徒を救う 28年ぶり復活の反町隆史
『GTO』第10話、鬼塚が教師として生徒を救う

連続ドラマとして28年ぶりに復活し、反町隆史が元暴走族らしいヤンキー精神で真正面から学校の問題に飛び込んでいく、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『GTO』(毎週月曜22:00~ ※FOD・TVerなどで配信)の第10話が、21日に放送された。

今回は鬼塚が初めて、「教師」として生徒を救った回だった。ただ、その言葉はあまりにも“恥ずかしげもない”青臭いものだった。鬼塚は大人に、教師になった。だが、その本質は実は変わってないのではないだろうか。

禁断の恋に鬼塚が出した答え

生徒と教職員の禁断の恋に鬼塚が出す答えは? 龍之介(工藤阿須加)に恋心を寄せ、自分たちは付き合っていると思っていた琴音(梶原叶渚)。二人の関係を知った鬼塚(反町隆史)と柏原(生見愛瑠)は困惑するが、さらに琴音の父親が鬼塚の旧友・マサル(山崎裕太)だと判明。激怒したマサルを前に、龍之介は「もう二度と、会いません」と宣言する。

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しかし琴音は納得できない。「他の人ができることを、なんで私だけ我慢しなきゃいけないんですか」と鬼塚たちに訴える。琴音が惹かれたのは、誰に褒められなくても学校のために動き、相手によって態度を変えない龍之介の人柄だった。

騒動の責任を取って龍之介は学校を去ることに。琴音は「じゃあ、私の気持ちはどうなってもいいの」と食い下がるが、龍之介は別れを選ぶ。失意の琴音は高校を辞めると決め、ついには家出してしまう。

鬼塚の「教師として」の言葉

鬼塚は龍之介と向き合い、琴音への本当の気持ちを問いただす。龍之介は彼女の将来を案じ、鬼塚に「正しい道に戻してあげてください。昔の俺にそうしてくれたように」と託す。

保護された琴音のもとを訪れた鬼塚は、「今日は教師として、お前に話をする」と切り出す。そして、今すぐ結ばれることではなく、高校を卒業するまで同じ気持ちでいることで2人の想いを証明すればいいと説く。「俺は2人の気持ちが変わらない方を信じる」と未来を信じる鬼塚の言葉に、琴音は退学を思いとどまる。

後日、文化祭の準備を前に、琴音はクラスメイトへ言い切る。「私はみんなと青春するって決めたんだから」

変わった鬼塚、変わらない本質

「好きなら好きでいいじゃねえか」と言いそうだが… 今回、鬼塚(反町隆史)は珍しく言葉に詰まった。16歳の琴音(梶原叶渚)が、35歳の龍之介(工藤阿須加)への恋心を訴える。「先生はどうするのが一番正しいと思うんですか」「教え子と結ばれる教師なんて、昔から腐るほどいるじゃないですか」「しかも彼は教師でもないのに」

いつもの鬼塚なら、大人の常識など蹴飛ばし、「好きなら好きでいいじゃねえか」と言いそうな場面だ。だが今回は違う。「龍之介は35で、お前はまだ16だし」と、言葉を濁す。琴音からは、「みんなが大好きな鬼っちって、普通の大人と同じようなことしか言わないんだけど」とまで言われてしまう。

これは象徴的だった。2026年の鬼塚は、28年前の鬼塚とは違う。年齢差があること。琴音がまだ高校生であること。周囲に迷惑がかかること。そして、恋愛だけを理由に高校を辞めれば、琴音自身の未来を狭めること。そうした現実を無視しない。昔のように「世間なんか知るか」で突破する鬼塚ではなくなった。しかし、それで鬼塚が“普通の大人”になったのかといえば、やはり違う。

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