『建もの探訪』“完全なワンルーム”の家を訪問 気配は感じるが見えない絶妙な間取り
『建もの探訪』“完全なワンルーム”の家を訪問 気配は感じるが見えない絶妙な間取り

テレビ朝日系の人気番組『渡辺篤史の建もの探訪』(毎週土曜 前4:25)の29日放送では、東京都東村山市の相澤邸を訪れ、「使い方は自由 立体ワンルームの家」と題した住まいを紹介する。

モノトーン空間と吹き抜けの構造

片流れ屋根と長方形の平面を組み合わせた総2階建ての住宅で、全体の高さを抑えたシンプルな外観が特徴。外観は銀色で統一され、すっきりとした佇まいとなっている。

玄関ドアを入るとホールはなく、すぐにダイニングが広がる。床は土間コンクリート、壁は白、天井は銀色というモノトーンの空間で、さまざまな家具や小物が室内を彩る。ダイニングの半分は吹き抜けになっており、2階へとつながる開放的な構造だ。

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ドアはトイレと浴室のみ

キッチンや洗面室との間にも間仕切りは設けられていない。一方で、それぞれがあまり視界に入らないよう配置されているため、開放感を保ちながら生活空間を使い分けられる。家の中でドアが設けられているのは、トイレと浴室のみとなっている。

2階に上がった先にあるのは、子どもたちの遊び部屋も兼ねたリビング。吹き抜けに面しているため、1階とのつながりを感じられる開放的な空間となっている。その隣には寝室があり、壁で区切られているもののドアはない。さらに隣の書斎とも間仕切りはなく、住宅全体がひと続きの「完全なワンルーム」となっている。

気配は感じるが見えない配置

ただし、単にすべてを一続きにしただけではないのがこの家の特徴だ。各空間は互いの気配を感じられる一方、相手の姿は視界に入りにくい絶妙な配置となっている。開放感とプライベート性を両立させた独自の住まいを、渡辺が案内する。

竣工は2025年3月で、敷地面積は91.6平方メートル(27.7坪)、建築面積は41.3平方メートル(12.5坪)、延床面積は71.5平方メートル(21.6坪)。構造は木造在来工法で、設計は福田俊/オフィススグルフクダが担当した。

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