TBS系『求人ボックスpresentsキングオブコント2026』で、史上初となる敗者復活戦の開催と、決勝審査員が5人から7人に増員されることが発表された。大会19回目にして迎えた大改革は、漫才日本一を決める『M-1グランプリ』との共通点を強く意識させる内容だ。
史上初の敗者復活戦が決定
2008年にスタートし、毎年TBS系で決勝戦を生放送している『キングオブコント』。3445組のエントリーとなった2026年大会は、先日、準決勝へ進む35組が決定し、9月3日・4日に準決勝が開催される。
準決勝を経て10組が決勝に進出。惜しくも決勝進出を逃した残り25組のうち上位10組が敗者復活戦に進み、もう一度チャンスを得る。敗者復活戦からは1組のみが決勝に進み、11組目のファイナリストとなる。
『M-1』との共通点
『M-1』は2024年に20回目を迎えたが、2回目の2002年から敗者復活戦を採用。2007年のサンドウィッチマン、2015年のトレンディエンジェルが敗者復活から優勝するなど、ドラマを生み出してきた。2023年からは準決勝の順位によるA・B・Cの3ブロック制を導入し、敗者復活から決勝まで通しで放送する7時間10分の“超大型番組”となっている。
TBSも2020年から『キングオブコント』放送日に『お笑いの日』と題した約8時間の特番を編成。敗者復活戦の日時は未発表だが、『M-1』のように敗者復活と決勝を同日放送する可能性は十分にある。
審査員の変遷と7人制の意味
『キングオブコント』は2008年から2014年まで「準決勝進出者」が審査する独自システムを採用。2015年から芸人審査員による5人制となり、2015年から2020年までは松本人志、さまぁ~ず、バナナマンが務めた。2021年から2023年は松本、飯塚悟志、小峠英二、秋山竜次、山内健司、2024年からは飯塚、小峠、秋山、山内、じろうの顔ぶれだ。
今年は7人制に移行するが、『M-1』も2001年の開始から2024年まで7人審査員制が基本だった。節目を前に大胆な変化を選んだ『キングオブコント』の視線の先には、毎年予選から大会後まで注目を集める『M-1』の存在がある。各局がさまざまな大会を設ける中、20年にわたりお笑い界を支えてきた“2大賞レース”のひとつが、今年さらに存在感を発揮しそうだ。



