お笑いコンビ・くりぃむしちゅーの有田哲平が、6月18日に更新された自身のYouTubeチャンネル『有田哲平のプロレス噺【オマエ有田だろ!!】』で、「プロレス」という言葉の定義について持論を語った。
鈴木紗理奈の「プロレス」発言に有田が反応
発端は、鈴木紗理奈がSNSで「そういうのってほんまに信頼関係がある相手とのプロレスのときやと私は思う。普通にいじめやん」と投稿したこと。これに対し、有田は「やっぱり多いですよ。“ちゃんとプロレスにしてくんないとな”“アイツ、プロレスしてくんねーんだよ”とか、言う人いますよね」と述べ、「言葉狩りをするつもりはないけど、いろんな人が言う」と吐露した。
40年以上のファンでも定義できない「プロレス」
40年以上プロレスファンを続けている有田だが、「僕がプロレスの定義付けがまだできてない」と前置き。その上で、「プロレスという定義付けが、信頼関係がある者同士がケンカっぽいことをする。“ガチンコで悪口言い合ってもいいよ、ケンカしてもいいよ。でも、あくまでプロレスでやろうや”っていう。そういう人たちって、そのプロレスの定義付けをよくできてんなって」と皮肉を込めた。鈴木に対しては「“プロレスの何知ってんだ”とか、そんなこと言うつもりはない」としつつ、「みなさんは、そういうイメージでプロレスを見てるんだなって。プロレスの定義付けって難しいんだけどな~って」と本音を漏らした。
福田充徳の「受けの美学」に有田も納得
チュートリアルの福田充徳が「プロレスって、受けの美学がある」と語ると、有田は「“ちゃんとプロレスしてくれや”って意味で言えば、“受けてくれよ”ってことか」と考察。福田が鈴木の心情を「受けたくないのに、勝手に攻撃されたみたいな」「番組には鈴木さん出てないので、攻撃だけされて終わった」と推測すると、有田は「“攻撃があったら、受け身もあるだろう。それがプロレスだろう”みたいな。そういう意味だったら、合ってるっちゃ合ってるか……。“そっちが言うんだったら、こっちも受けたいんで”みたいな」と納得した様子だった。
「プロレス」の誤用が広まった背景
有田は、世間で「プロレス」が使われるようになったのは総合格闘技が発展した2010年代だと推測。「総合が出てきて、プロレスの居場所が……。格闘技じゃないでしょ?みたいな雰囲気になって」と振り返り、「“相手をケガさせる格闘技はやめようよ。プロレスでいこう”みたいな」と想像。その上で「格闘技があって、その下にプロレスが位置してると考えられてるんだったら、ちょっとなんか寂しい気がする」とこぼしつつ、「“あのプロレスの使い方は何だ?”ってことに引っかかってるってことだよね?世間が話題になってるのはそこじゃない(笑)。プロレスファンはそこに引っかかっちゃってる」と苦笑した。
有田の正直な気持ちとファンの反応
熱烈なプロレスファンだからこそ、「そんな簡単な一言で言えるようなことじゃない」「何年見てるんだっていう僕ですら、わかったようでわかってない」と正直な気持ちを語った有田。視聴者からは「定義付できない曖昧さこそがプロレスの一番の面白さだと思ってる」「プロレス以外のジャンルで話芸のケンカや揉め事を“プロレス”って言い方されるとモヤモヤします」「予定調和や台本があるやり取りを“プロレス”って表現するの本当に嫌いなんだよな…」「テレビで若い人がプロレスという言葉を使うとヒヤヒヤしてしまう(笑)」「プロレス好きこそプロレスやろうと言わない」など、さまざまな声が上がっている。
なお、『有田哲平のプロレス噺【オマエ有田だろ!!】』は2022年1月に開設されたYouTubeチャンネルで、プロレス好きの有田が『有田と週刊プロレスと』『有田プロレスインターナショナル』のスタッフと再びタッグを結成。視聴者から届くプロレスに関する質問や相談をもとに熱くプロレスを語る番組だ。



