中森明菜「少女A」大嫌いだった デビュー曲「スローモーション」の貴重エピソード告白
中森明菜「少女A」大嫌いだった デビュー曲の貴重エピソード

歌手の中森明菜が、12日放送のテレビ朝日系音楽番組『EIGHT-JAM』(後11:15)に出演。自身の代表曲である「スローモーション」と「少女A」にまつわる、これまであまり語られることのなかった貴重なエピソードを笑顔と共に明かした。

「少女A」が大嫌いだった理由

中森は「『少女A』の歌が来た時ぐらいから、たくさんの曲を集めてくださっていたんです。その中からある程度セレクトして、仮歌を歌っていくんですけど。その中からシングル候補を5〜6曲に絞っていって、本番で歌ってみて『これが一番輝いているから、シングルだね』って決めていくんです」とシングル選定の過程を説明。その上で「『少女A』が大嫌いだったんです。『スローモーション』は大好きだった」と当時の率直な思いを吐露した。

デビュー曲「スローモーション」の選定に至っては、なんと当時通っていた中学校でクラス投票を実施していたという。中森は「30曲ぐらい(候補を)いただいた中で決めて。通っていた中学に出向きまして、仮歌を歌ったのを持っていって、担任の先生にお願いして、クラスに行って『この曲の中からどの曲がいいか投票してほしい』と」と回顧。その結果、1stアルバム『プロローグ〈プロローグ〉』に収録されている「Tシャツ・サンセット」が1位で、「スローモーション」は3位だったという。しかし「新曲はレコード会社さん、事務所さんサイド、スタッフで『スローモーション』に決まったんです」と、最終的にはプロ側の判断でデビュー曲が決まったことを明かした。

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アイドル全盛期の葛藤

当時のアイドルシーンについて、中森は「みんなはすごいかわいいアイドル全盛だったので。(小泉)今日子ちゃんたちも、かわいいフリフリの衣装で。ふわふわって、すごくかわいくて。私もやっとできるんだって思ったんですけど、『スローモーション』もフリフリじゃなくて、セーラー服のストンとした寸胴のワンピースで。こんなウエストも何もない衣装で、みんなと全然違うって、ちょっと悲しかったんですけど」と当時の心境を語った。

さらに「次は絶対にきっとかわいいので来るんだって思ったら『少女A』で“ツッパリソング”なんてきたものですから『なんで、私がこの曲!』って。『じれったい じれったい』って。私、まだ16歳だったので(曲の題材となっている年齢が17歳であることから)『17じゃない!16だ!』ってなったのを、すごく覚えていて」と、思春期ならではの反発心も交えたエピソードを披露した。

「少女A」ジャケット撮影秘話

「少女A」のジャケット写真は、睨みつけるような鋭い目つきが印象的だが、その背景には過酷な撮影条件があった。中森は「ジャケット撮影の時も、サイパンに行かせていただいて。サイパンの日差しがすごくて。その時、39度あって、砂浜で撮影させていただいたのですが、真っ白の砂浜なので、照り返しがすごいんです。そこで目を開けるだけでも大変なのに、レフ板を6枚置かれて、カメラに向かって『笑え!』って言われるんですよ。『お前、やってみろよ』って思いながら(笑)。まず目も開かないし、笑うこともできるわけないだろうって思ったんですけど、必死に目を開けようと思ったら、こうやって目を開けるのが精いっぱいだったから、怒っている顔になったんですね。それがちょうどジャケットに合っていると思ったらしくて、ジャケットになったらしいんですけど」と当時を懐かしんだ。

スタジオには、番組おなじみの本間昭光をはじめ、中森のファンを公言する一青窈、Little Glee Monsterのアサヒが登場。プロたちからのさまざまな質問に、中森本人が赤裸々に回答していった。

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