家族が公式SNSで発表 ポルトガルの病院で急逝
「愛のかげり(Total Eclipse of the Heart)」「ヒーロー(Holding Out for a Hero)」などの世界的ヒット曲で知られるイギリスのシンガー、ボニー・タイラーさんが死去した。73歳だった。家族が9日、公式SNSを通じて発表した。
家族は声明で「ボニーの家族とチームは、ボニーが治療を受けていた病気のため、昨夜ポルトガルの病院で予期せず亡くなったことを、深い悲しみとともにお知らせします」と報告。「詳細についてはあらためて発表しますが、今はこの悲しみに向き合うため、プライバシーへの配慮をお願いします」と呼びかけた。
幼少期から才能開花 タレントコンテスト優勝が転機
ボニーさんは1953年6月8日、ウェールズに生まれた。幼い頃から歌が好きで、17歳のときに地元で開催されたタレントコンテストで優勝したことをきっかけに音楽活動を本格化。1976年にシングル「マイ・マイ・ハニーカム」でデビューし、「パリに消えた恋」が英国でヒットした。
1978年には「愛は哀しくて」がヒット。その後、ソングライターのジム・スタインマンと出会い、1983年発売のアルバム『スピード・オブ・ナイト』収録曲「愛のかげり」が全米シングルチャートで4週連続1位を獲得する世界的ヒットとなった。「ヒーロー」も代表曲として広く親しまれ、日本でもドラマ主題歌として人気を集めた。
今年5月に手術 6月には集中治療の公表
今年5月には、ポルトガルの病院で手術を受けたことを家族が公表。6月には「昏睡状態ではないが、体調が悪く、病院で集中治療を受けている」と発表していた。今回の訃報は、多くのファンに衝撃を与えている。



