「ミスティ・トワイライト」などのヒット曲で知られる歌手の麻倉未稀が、デビュー45周年を迎え、記念アルバム「My Soul」(キング)をリリースした。
昭和の名曲を独自の解釈でカバー
アルバムには、麻倉が「私が親しんできた昭和の名曲の中から、影響を受けたり、愛着を感じたりする曲を中心に選び、私なりに表現してみました」と語る通り、昭和の名曲のカバーが収録されている。
同じレコード会社の江利チエミがカバーした米国の著名曲「テネシー・ワルツ」は、江利が1972年に吹き込んだ時の伴奏に自身の歌を乗せた。麻倉は「大先輩への敬意を込め、その華やかな音楽世界を再現したかった」とコメントしている。
同時代の歌に込めた思い
また、庄野真代の「アデュー」や大橋純子の「たそがれマイ・ラブ」などについては、「デビューの少し前に大ヒットして刺激を受けた、私にとって同時代の歌。あの時代の空気が伝わればうれしい」と語っている。
表題曲はアルバム中、唯一の新曲。自身の闘病を機に始めたがん啓発活動を共に進める親友で、元プリンセス・プリンセスのドラマー、富田京子が作詞した。壮麗な曲が先に完成し、麻倉が富田に「私に歌わせたい詞を自由に作って」と依頼したという。
新曲への感慨
新曲について麻倉は、「力の限り自分の道を生きていく決意が描かれ、フランク・シナトラの『マイ・ウェイ』の麻倉版のよう。感激しました。録音の時、歌っていて自分の半生が走馬灯のようによみがえる。いい作品に巡り合えた幸せをかみしめています」と述べている。



