aoen礼央、BTS「Euphoria」に救われアーティストの道へ 5年間の練習生生活とJung Kookへの憧れ
aoen礼央、BTS「Euphoria」に救われアーティストの道へ 5年間の練習生生活

aoenの初の47都道府県ツアー『aoen LIVE TOUR 2026〜青のはじまり47+1〜』が開催される中、ソロインタビュー企画第4弾では最年少メンバーの礼央(REO/19)が登場。礼央は、小学生の頃にBTS・Jung Kookの「Euphoria」を聴き、アーティストを本格的に目指し始めた。幼い頃に祖母を亡くした礼央にとって音楽は心の支えであり、「音楽には人を幸せにする力があることを知り、本格的にアーティストを目指し始めました」と語る。

「Euphoria」との出会い、夢が確信に変わった

「Euphoria」を初めて聴いた時の感覚について、礼央は「お姉ちゃんが、BTS先輩の楽曲をすごく好きだったので、アルバムの楽曲もたくさん聴いていました。その中で、「Euphoria」に出会い、衝撃を受けました。今まで出会ったことのない雰囲気の楽曲に出会った感覚です」と振り返る。特に「海をわたって、草木を駆け抜けて、鮮明になるその場所=Euphoriaに行こう」という歌詞に背中を押されたといい、「Euphoriaを夢や目標のある場所ととらえて、いろいろ大変なことや試練を駆け抜けながら目指していこうと背中を押される気持ちになりました。アーティストになりたいなと思っていた時に出会い、アーティストになりたいという思いが、確信に変わりました」と明かした。

憧れの存在であるJung Kookについては、「とにかくいろいろな方々に世代を超えて愛されていて、皆に自信を与える存在だと思っています。僕もJung Kook先輩について、たくさん勉強してきたのですが、まだ世に出ていない裏話や秘話を聞いてみたいです!」と話した。

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5年間の練習生生活、武器は“想像力”

礼央は当初、別のレーベルのオーディションを受けていた。その後、両親の協力で東京のダンススタジオに月1、2回通い、スタジオの先生からBIGHIT MUSICがオーディションを行うと教えられ、グローバルオーディションを受けたという。

約5年間の練習生生活で最も印象に残っているのは、朝方まで音楽漬けだった日々だ。昼頃に出勤してレッスンを受け、レッスン終了後の深夜は自由時間に楽曲制作をしていた。「来週、曲を作らない?」とほかの練習生を誘って夜中に作業をしたといい、「お菓子を食べながら作業をしたり、一旦休憩してコンビニに買いものに行ったり、青春を感じていました」と笑顔で振り返った。

つらかった時期については、「練習生生活を始めてから2、3年間は両親と会わないようにしていたんです。やっぱり会ってしまうと、ホームシックになると思ったので」と説明。中学の卒業式で1週間ほど実家に帰ったところ、案の定ホームシックになり、「耐えられない、帰りたい、辞めたい」と思ったのが一番つらかったと明かした。それでも「どんどんデビューしていく先輩方、レジェンドな先輩方の動画を見ながら、未来のことを想像して、毎日ひたすら目の前にあることをやっていました」と続けた。

練習生時代、誰にも負けたくなかった武器は「想像力」だ。毎月ある月末評価ではステージングについて何も指示されないといい、「ステージングも考えた方が自分のためになると気づいてから、いろいろなことをするようになりました。ステージでのワクワク感は自信があります」と話す。実際、猿のぬいぐるみにバナナを持たせてラップをしたり、スタンドマイクで服や帽子をかけるラックを表現してスナックのような雰囲気を作ったり、紙で作った札束を投げる演出をしたりしたエピソードも披露。紙の札束は「回収が恥ずかしかったです」と笑った。

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ボーカルリーダーとしての現在地とaoenの武器

現在はaoenのボーカルリーダーとしてグループを歌でけん引する礼央。「特に歌に関しては、モニタリングを重ねて、「ここはこうしよう」と意識することを大切にしています。また、歌とダンスが合わさった時に出るフレッシュさは強みだと思っています」と自己分析する。

メンバーに支えられたと感じる場面についても明かした。「ライブ前や練習中に自信がなくなる時があるんです。1人で悩んだりとかしちゃう時があるのですが、メンバーが「ボーカルリーダーとして、すごく頼りになるよね」と、言ってくれたりするんです。ふとした一言で小さな自信をたくさん積み重ねてもらっています」と語る。

aoenの最大の武器は「優しさ」だという。「一人ひとりがすごく優しいんです。心がきれいなんです。時にはぶつかり合って、誤解が生まれたりするのですが、人のことを考えられたり、気にかけてあげられたりする優しいグループかなって思います。aoenの方向性としてもずっと掲げてきているものですが、親しみやすいですよね」と力を込める。一方で、「まだまだ素直さが足りないです。みんな本当に優しいので、抱え込んじゃったりとかしたりするんです。変に気を遣ってしまうことが多いと思うんです。溜め込まずにその時々でガツガツと言うことができるようになったらいいなと思います」と伸ばしたい部分も挙げた。

今後の目標について、礼央は「まずは、控えている東京ガーデンシアターを完全に埋めることです」と宣言。「一番大きな目標は『コーチェラ』ですが、近い目標では、個人的に好きな有明アリーナで単独ステージをしたいです」と話した。個人としては「Jung Kook先輩みたいなオールマイティーなアーティストになりたい」といい、「「礼央くんって、歌でもダンスでも何でもできるよね」と言われるようになりたいです」と目標を掲げる。

また、グループの曲を作りたいという夢も明かした。「メンバーがやりたいコンセプトなどをすべてヒアリングして全部合わせた楽曲を作りたいです。メンバーに提出しながら、意見を聞き、aoenらしさが詰め込まれた“名刺”のような曲を作りたいです」と構想を語り、パート割は「ここやりたい人?」「はい!」「じゃあ、歌ってみて戦ってください」とオーディション形式で決めたいと笑いながら話した。

47都道府県ツアーで深まる絆

5月末に実施された取材時点で、ツアーを通じてメンバーの絆が深まっていると実感しているという。「ライブ前後や、ホテルに帰ってからもみんなで集まり、今後の公演をどうしていくか話す中で、メンバーに対して、少しずつ素直に言いたいことを言えるようになってきたと思います。リハーサルの時に意見を言いながら、たまにはぶつかるときもあるんです。でも、僕はぶつかれるのがすごくいいグループだなと思っています」と語った。

MCにも変化が生まれている。「今回のセットリストには、トークパートも多いのですが、僕たちとしても事前に決めた台本っぽいことを言うのではなく、ラフに話せるように経験を積み重ねて成長していこうっていう話をしています」と説明。「会場の皆さんを笑わせる方向に走っちゃいがちになるのですが、モニタリングしてみたら、面白いことを言おうとするのではなく、自然体でただメンバーと話しているだけの方が良かったりもするんです。そういったことに少しずつ気づくことができていると思います」と成長を実感している。

ファンへのメッセージとして、「今の時点では、東京ガーデンシアターでのファイナルは、すごく高い壁です。47都道府県ツアーもまだ残っていますので、ライブに来ていただけたら、もちろんうれしいです!ライブに来ることができない方も、末永くaoenを応援していただきたいなと思います」と呼びかけた。

眞栄田郷敦&岡田准一への憧れ

映画やドラマ鑑賞が趣味という礼央は、最近は俳優・眞栄田郷敦と岡田准一に強く惹かれているという。眞栄田郷敦については、メンバーの京助(KYOSUKE)と見に行った映画『カラダ探し』で演技はもちろんビジュアルにも惹かれたといい、「かっこいいと思って調べ始めたら、自分が見ていた作品にも出演していました。改めてすべてを見たんです。そうしたら、考え方もすごく素敵で、憧れの気持ちが強くなりました」と明かした。

岡田准一については『情熱大陸』(2025年3月放送回)を拝見したといい、「10年ごとのプランを考えて生きているというお話をしていて、刺激を受けました。あっという間に人生って終わっちゃうと思っているので、10年ごとのプランは自分も立てようと思っていろいろ考えています」と話す。おふたりに会えたら「何かの手違いでもいいので、お会いしたいです。携帯の裏にサインをいただきたいです。ケースとかじゃなくて、もう本体に!」と目を輝かせた。

演技への興味についても、「おふたりの演技を拝見していると、表情ひとつで感情を伝えるのは素敵だなと思いますし、僕もパフォーマンス中の表情や動作一つひとつで思いを届けたいという気持ちでいるので、通ずる魅力を感じます。もし、機会があれば、演技も全力でやらせていただきたいと思っています」とコメント。「欲を言うと、眞栄田郷敦さんと兄弟役を人生が尽きる前にやってみたいです。さらにお父さん役が岡田准一さんだったらもう最高だなと思っております」と夢を語った。

【プロフィール】aoen

aoenは、オーディション『応援-HIGH 〜夢のスタートライン〜』を経て2025年に結成された。優樹(YUJU)、琉楓(RUKA)、雅久(GAKU)、輝(HIKARU)、颯太(SOTA)、京助(KYOSUKE)、礼央(REO)の7人で構成される新世代J-POPボーイズグループで、BTSやSEVENTEENを擁するHYBE MUSIC GROUPのレーベル・JCONICが手掛ける。グループ名には「最も熱い炎の色である青色で世界を満たす情熱の疾走」「太陽のように明るくみんなを応援するグループ」という2つの意味が込められている。2026年7月22日には3rd Single「ハジマリCOLOR」をリリースした。