登録者数約160万人を誇る人気YouTubeチャンネル「バイリンガール」の吉田ちかさんが、家族でアメリカ大陸横断のロードトリップに挑んだ理由を明かした。5週間・約1万キロに及ぶ壮大な旅の模様を、自らの体験記として綴っている。
ニューヨークで得た子どもの成長
旅の始まりはニューヨーク。娘を現地のワークショップに送り出した際、朝の不安はどこへやら、友達と話したり先生に質問したりと、新しい環境に自然に溶け込む姿があった。ワークショップは自分で選び、自分で予約する仕組み。親元を離れて自分で決断し行動する経験は、子どもに「自分にもできた」という自信を与えたという。吉田さんは「子どもは大人が思うよりずっとたくましい。手を少し放すことで、小さな成功体験が自信の芽になる」と語る。
キャンピングカーとの出会い
いよいよ5週間の旅の相棒となるキャンピングカーを受け取る日。ウーバーでニュージャージーに向かう道中、家族で新しい冒険への期待と不安が入り混じる。出発の1週間前にレンタル会社の口コミを偶然見てしまい、「古くて汚い」「予約した車と違う」といった声に不安が募る。電話で問い合わせると「新しい車を用意している」と言われるが、実際に見るまでは安心できない。子どもたちに心配をかけまいと明るく振る舞うが、内心はドキドキだった。
レンタル会社に到着すると、オフィスは閑散としており不安がさらに増す。しかし、出迎えてくれたのは唯一のポジティブな口コミで「親切だった」と評判のホセさん。そして現れたRVは新しくて驚くほどきれいだった。予約通りの車が用意されているという、日本では当たり前のことに一安心。しかし、ここを出れば「we’re on our own」、自分たちで何とかするしかない。不安をすべて解消することは不可能だが、できることをやったら信じて進むしかないと覚悟を決めた。
旅の相棒「Thor Four Winds 24ft」
借りたのは「Thor Four Winds 24ft」のClass Cモーターホーム。運転席の上にせり出したベッドが特徴的な、いかにもアメリカらしいRVだ。子どもたちは初めてのキャンピングカーに大喜び。これから始まる5週間の旅に胸を膨らませた。



