俳優の山田孝之が企画・プロデュースと審査を担う公開オーディション番組『THE OPEN CALL -MAIN PARTNER 山田孝之-』を彩る楽曲の第1弾として、シンガーソングライター・高瀬統也の「クライマー」が決定した。番組は10月1日より映像配信サービス「Lemino」で独占配信される。
約1万4000人が応募した公開オーディション
『THE OPEN CALL』は、2027年に劇場公開を予定しているオリジナル映画の主演・主要キャストを選ぶ公開オーディション。15歳以上であれば、性別、国籍、所属事務所、演技経験を問わず応募でき、全国各地の10代から80代に加え、中国、韓国、米国、英国、フランス、イタリアなど海外からも応募が寄せられた。2月2日から約2ヶ月間の募集で、応募総数は約1万4000人に上った。
企画の特徴は、出演者を選ぶだけでなく、オーディションの過程そのものを映画の創作に取り込むこと。参加者が演じ、対話するなかで浮かび上がった個性や感情を脚本に反映しながら、オリジナル映画を作り上げていく。山田も審査員として参加するだけでなく、候補者と実際に芝居をしながら演技を探求。映画では企画、脚本、プロデュース、出演に携わる予定となっている。主要キャストが決定するまでの全過程が、番組として配信される。
4000曲超から選ばれた「クライマー」
番組では、音楽配信ディストリビューションサービス「TuneCore Japan」と連携し、各話のエンディング曲や挿入曲を選ぶ音楽オーディションも実施した。年齢や国籍、所属、活動歴を問わず募集したところ、3月19日から約3ヶ月で4000曲を超える応募が集まったという。
約4000曲の候補を、音楽プロデューサーの畑中正人を中心とする制作チームが選考。その第1弾として、高瀬の「クライマー」が選ばれた。
愛知県出身の高瀬は、作詞、作曲、トラックメークからプロデュースまでを手がけるシンガーソングライター。代表曲「どうして feat. 野田愛実」は累計ストリーミング再生数12億回を超え、2025年には初のワールドツアーを開催した。2026年には5枚目のアルバム『∞』を発表し、アジア16都市18公演のツアーを展開している。
「過去の自分を超えていく過程」を描いた楽曲
「クライマー」について高瀬は、「ただの楽曲ではなく、『過去の自分を超えていく過程』そのものを描いた作品」と説明。約10年前に生まれた原型をもとに、“勝負の時に解き放つため”に温めてきた楽曲だという。
サビの「ファインダーを外せ」というメッセージには、「誰かの理想を生きるのではなく、自分の視点で世界を見る」という決意を込めた。俳優が正解をなぞるのではなく、自身の内側から生まれる感情で役を生きる姿勢とも重なるとして、「この楽曲とともに、役としてではなく“人間として”作品に参加し、まだ見ぬ物語を共に創り上げていきたい」と意気込みを語っている。
「TuneCore Japan」の野田威一郎CEOは、今回の楽曲募集について「2026年に開催したオーディションのなかで、最多となる4000曲超の応募があり、アーティストから今年最も支持された企画」と手応えを明かした。高瀬の楽曲が選出されたことを祝福し、「俳優オーディションの映像を編集しながら、番組を彩る重要なピースとして音楽が決まっていきます。まさに俳優、ミュージシャン、製作陣のコラボレーションが起き、番組が最高の状態になっていく。そんなものづくりの過程も楽しめる番組になっていると思います」とコメント。今後もエンディング曲や挿入曲が順次決定する予定だ。
山田は「『THE OPEN CALL』は、まだ何も決まっていないところから、みんなで一緒に作っていくものだと思っています」とプロジェクトへの思いを語り、「どんな曲が選ばれるのか、僕らにもまだわからない。だからこそ、たくさん集まった楽曲の中から、どんな音楽が『THE OPEN CALL』に加わっていくのか、僕自身も楽しみにしています」と期待を寄せる。さらに、「僕は曲を聴くとき、やっぱりワクワクするかどうかを大事にしています。今回、映像と音楽、それぞれの表現者が出会うことで、どんな新しい化学反応が生まれるのか、楽しみにしています」としている。



