TBS系日曜劇場『VIVANT』(毎週日曜 後9:00)の第22話予告映像に「ノアの方舟」などの書籍が映り込み、SNS上で「ベキは生きているのでは」といった考察が広がっている。18日に放送された第21話の後に公開された予告には、“奇跡の少女”ジャミーンを巡る新展開とともに、物語の鍵を握るとみられる描写が含まれていた。
第21話で別班員の救出に成功
18日放送の第21話では、主人公・乃木憂助(堺雅人)率いる別班奪還チームが、中国の裏組織シンシーに拘束されていた黒須(松坂桃李)ら別班員の救出に成功。シンシーの追手や地元警察の包囲網を突破し、“救世主”チンギス(バルサラハガ・バタボルド)の助けもあって、ガラマン空港からプライベートジェットで脱出する展開が描かれた。
予告映像に「ノアの方舟」の書籍
25日放送の第22話の予告映像では、「すべてのカギを握るのは“奇跡の少女”ジャミーン」とのテロップとともに、日本にいるジャミーン(本間さえ)の姿が映し出される。乃木は「その誓いがあって話せなかったのか…」と意味深な言葉を口にし、ノコル(二宮和也)も「それがどうもおかしい」と疑念を示す。さらに、別班の司令官・櫻井(キムラ緑子)は「やつらはジャミーン以外抹殺するでしょう それも我が国日本で」と危機感をにじませ、ドラム(富栄ドラム)の「ジャミーンを守らないと」という携帯音声も流れる。
予告映像の終盤では、「そして――」とのテロップに続き、スーツ姿の乃木と、書籍が山積みになった部屋が交互に映し出される。「ノアの方舟」「ノアの羅針盤」「ノア最後の航海記」といったタイトルが確認でき、ラストのわずかな映像が視聴者の考察を呼んでいる。SNS上では「ノアの方舟まじ気になる」「やっぱりベキは生きてるのでは?」といった声が寄せられた。
過去の描写とのつながり
作中では、第11話で乃木が別班員の移送先を推理する際、「アール山を中心に半径1000キロ圏内の空港だ」と説明。ドラムから「アール山って?」と尋ねられると、「またの名をアララト山。ノアの方舟が漂着したといわれる伝説の山です」と答えていた。また、乃木が大学時代からノアの方舟伝説に興味を持っていたことが明かされると、ノコルは「父さんと一緒だな……」とつぶやき、乃木とベキ(役所広司)のつながりを示唆していた。
「ノアの方舟」は、旧約聖書「創世記」に登場する物語。神が大洪水によって人類を滅ぼそうとした際、ノアが家族や動物たちを乗せた方舟を建造し、生命を存続させたとされる伝説だ。過去の描写と今回の予告映像がどのようにつながるのか、ジャミーンの秘密やベキの生死、そして乃木の前に現れる人物の正体など、物語の核心に迫る次回の展開に注目が集まる。