REVISIOが発表したテレビ画面注視データ「注目度」の週間番組ランキング(7月6日~12日)で、10日にスタートしたTBS系ドラマ『Tシャツが乾くまで』(毎週金曜22:00~)の初回が、個人全体・コア視聴層ともに2位に入った。愛する人を突然失った男女がコインランドリーで出会い、それぞれの配偶者が隠していた「第3金曜日」の秘密を追う物語。何げない会話の奥に不穏な空気を漂わせる幕開けが、視聴者の視線を引きつけた。
サッカーワールドカップ準々決勝がコア視聴層首位
4年に1度の祭典が、いよいよ大詰めを迎えている。日本時間7月12日朝6時にキックオフしたワールドカップ準々決勝・ノルウェー×イングランド戦の生中継(NHK)が、コア視聴層69.6%で首位を獲得した。NHK総合の枠に続くEテレの枠もコア8位に入り、早朝にもかかわらず起きて見届けた人の多さがうかがえる。金曜夜のデイリーハイライトが個人全体8位に入っているのも、連日の熱戦を追いかけ続ける流れの表れと言えそうだ。
バレーボールネーションズリーグも高注目度
熱かったのはサッカーだけではない。日曜夜にTBS系で放送されたバレーボールネーションズリーグ女子の日本×ポーランド戦が、個人全体10位、コア視聴層7位に入った。セットカウント0-2と追い込まれてからフルセットの末に日本が決勝ラウンド進出を決めた大逆転劇で、最後まで画面から離れられなかった人も多かったのではないでしょうか。
バラエティ『出没!アド街ック天国』も健闘
バラエティでは『出没!アド街ック天国』(テレビ東京)が個人全体・コア視聴層ともに6位。特集した千葉・稲毛海岸は、白い砂浜と桟橋がアメリカ西海岸を思わせると紹介されたビーチリゾートで、夏の行き先探しの参考にした人もいたかもしれない。
『Tシャツが乾くまで』の魅力
愛する人に、「第3金曜日」だけの秘密があったとしたら――。そんな問いを突きつける夏の新ドラマ『Tシャツが乾くまで』の初回が、個人全体・コア視聴層ともに2位にランクインしている。脚本は『silent』『海のはじまり』(いずれもフジテレビ)などを手がけた脚本家・生方美久氏によるオリジナルストーリーで、幸せな日常が突如として崩れ去っていく2組の夫婦を描く。主演の蒼井優が演じるのは、結婚情報誌の編集者・瀬尾咲子。咲子は、中島歩演じる製菓メーカー社員・園田樹生とコインランドリーで偶然出会う。実は2人とも、その店をそれぞれの配偶者から教えられていた。
咲子の夫で喫茶店を営む充を演じるのは松山ケンイチ、樹生の妻で古書店で働くあずさを演じるのは夏帆。ある夏の日、充が乗った高速バスが長野県内で事故に遭い、充は行方不明に、同じバスに乗っていたあずさは死亡が確認される。「助け合いませんか?」。突然日常を奪われた咲子に樹生はそう持ちかけ、残された者同士の関係が動き出す。
タイトルの「Tシャツ」や「第3金曜日」が何を意味するのか、初回では断片だけが提示され、ラストで樹生が口にする一言が、物語を一気に不穏な方向へ傾けた。何げない会話の奥に張りつめたものが漂う、続きが気になる幕開けだ。



