高橋文哉×田中泯W主演ドラマ『告解』に黒島結菜ら豪華キャストが出演決定
高橋文哉×田中泯『告解』に黒島結菜ら出演決定

高橋文哉と田中泯がW主演を務めるWOWOWのドラマ『連続ドラマW 告解』(12月20日22:00~放送・配信スタート、全4話)に、黒島結菜、緒形直人、浅香航大、河井青葉、中島ひろ子、丸山智己、ユースケ・サンタマリアが出演することが22日、発表された。

原作は薬丸岳氏の同名小説、飲酒運転のひき逃げ事件を描く

原作は、『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞した作家・薬丸岳氏の同名長編小説。飲酒運転の末にひき逃げ事件を起こした加害者と、愛する妻を奪われた被害者遺族、双方の人生を通して、消えることのない罪を背負う者の贖罪の在り方を問う社会派ヒューマンサスペンスとなっている。

高橋が演じるのは、飲酒運転でひき逃げ事件を起こし、懲役4年10カ月の実刑判決を受けた大学生・籬翔太。一方、田中が演じるのは、事件によって最愛の妻を奪われた法輪二三久。刑期を終えて出所した翔太を待ち受けていたのは、罪を背負い続けなければならない過酷な現実だった。そんな中、二三久は身元を隠し、翔太が暮らすアパートへと移り住む。

黒島結菜は元恋人役、罪悪感を抱える役柄に「背筋がゾクゾク」

今回、新たに発表された黒島が演じるのは、翔太の元恋人・栗山綾香。事件の夜、翔太に送ったメールがきっかけとなってひき逃げ事件が発生したことから、自身も深い罪悪感を抱えながら生きている。現在は病院の管理栄養士として働いているが、その背景には翔太が知らない覚悟があった。

黒島は脚本について「とても他人事とは思えず、いつ自分の身に起こってもおかしくない出来事で、それは恐ろしく背筋がゾクゾクする思いでした」と振り返り、「罪の意識とどう向き合っていくのか、赦されるものなのか。それぞれが言葉を交わす姿に心を打たれました」と作品への思いを語る。

自身が演じた綾香については「強く優しく思いやりにあふれた人です」と紹介し、「綾香の持つ罪の意識と向き合うことは苦しかったですが、私にとってかけがえのない時間でした。心から向き合えたと思います」と、役柄と向き合った撮影期間を振り返った。

緒形直人は被害者遺族の息子役、ユースケ・サンタマリアは謎の探偵役

緒形が演じるのは、二三久の息子・法輪昌輝。突然母を亡くした深い悲しみを抱えながら、一人で暮らす父を妹とともに支える一方、加害者である翔太への怒りを募らせていく。自身にも翔太と同年代の大学生の息子がいるという役どころだ。

緒形は、波多野貴文監督とWOWOWのドラマ『コールドケース3 ~真実の扉~』以来の再タッグ。「今回、再びこうして一緒に作品を作れた事を嬉しく思います。安心感もありつつ、挑戦するような気持ちで演じました」とコメントする。

また、昌輝について「母を亡くした被害者遺族であり、また、その加害者に向き合い続ける父親の生き方を背負う役どころです」と説明。被害者遺族としての怒りと悲しみだけでなく、父の生き方を見つめる息子としての葛藤も描かれる。

さらに、翔太が日雇いの仕事で出会う同僚・前園役には浅香航大。前園は自身も前科を抱えており、孤独な翔太に近づいて心を許させるが、やがて危険な稼業へと誘い込もうとする。翔太の母・籬美穂役には河井青葉。息子が起こした事件によって平穏な家庭が崩壊しても、翔太を見捨てずに支え続ける母親を演じる。

一方、翔太の父・籬敬之役には丸山智己。著名な教育評論家としてテレビでも活躍していたが、息子のひき逃げ事件によって社会から厳しい目を向けられ、罪を犯した息子との向き合い方に葛藤する。二三久の娘で昌輝の妹・大林久美役には中島ひろ子。母を失った喪失感と怒りを抱えながら、父と兄を気にかけて生きる女性を演じる。

そして、ユースケ・サンタマリアが演じるのは、ホープ探偵事務所の探偵・木暮正人。二三久の依頼を受けて出所後の翔太の行方を追い、身辺を調査する。二三久の引っ越しを手伝うなど、業務外の協力もいとわない謎めいた人物で、物語を大きく動かすキーパーソンとなる。

加害者と被害者遺族だけでなく、それぞれの家族や周囲の人々にも焦点を当て、罪を犯した人間はその罪とどう向き合い、その先の人生をどう生きるのかを問いかけていく。全4話で、第1話は無料放送・配信。また、WOWOWでの放送終了後からLeminoでも順次配信される。

【編集部MEMO】 黒島結菜は、1997年3月15日生まれ、沖縄県出身。2012年に俳優活動を開始。映画『カツベン!』(2019年)で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。主な出演作に、映画『十二人の死にたい子どもたち』『夏目アラタの結婚』『未来』、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』など。映画やドラマで幅広い役柄を演じている。