宝塚歌劇団は12日、星組の新たな公演ラインアップを公式サイトで発表し、よしながふみ氏原作『大奥』が2027年2~3月に東京国際フォーラム/梅田芸術劇場メインホールで上演されることが分かった。暁千星と詩ちづるが主演を務める。
『大奥』は、累計発行部数800万部を超え、ドラマ化や映画化も大反響を呼んだ人気漫画。男女の役割が逆転した江戸時代を舞台に、そこに生きる人々の人生を緻密に描き上げたSF大河ロマンの傑作が、ついに宝塚歌劇の舞台に登場する。
「有功・家光編」を上演
「全19巻に及ぶ壮大な物語の中から、"男女逆転大奥"の原点であり、苦しく切ない愛が綴られた「有功・家光編」を上演。高潔な美貌の僧侶・万里小路有功と、孤独を抱える少女・徳川家光の物語を濃密かつ繊細な人間ドラマとしてお届けします」と予告した。
白泉社・メロディ編集部の公式Xでも「『大奥』宝塚歌劇にて舞台化決定!!!」と伝えられた。
あらすじ
男性だけが罹る病、赤面疱瘡。謎の疫病が世に蔓延るなか、僧侶・有功はただ一つの夢を抱いていた。──この国に生きる人々を救いたい。祈りと学問に身を捧げ、権力や欲望とは無縁の場所で生きることを願っていた有功だったが、その志とは裏腹に、有功の美貌に目をつけた春日局の計略によって江戸城・大奥へと召し上げられる。
そこで出会ったのは、家光の落とし胤・千恵。重責と孤独を背負い、少女でありながら将軍の座に座らされていた。有功の潰えた夢は目の前の少女を救うという新たな夢となり、その想いはやがて激しい愛情へと昇華していく。──それは国を守るために作られた"大奥"という制度の中で、最も苦しい愛の始まりだった。
脚本・演出は栗田優香が務める。



