大河ドラマ『豊臣兄弟!』第23話、宇喜多直家の寝返りで注目度75.6%を記録
大河ドラマ『豊臣兄弟!』第23話、注目度75.6%

NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』(総合 毎週日曜20:00~)の第23話「さらば半兵衛」が14日に放送され、視聴データ分析会社REVISIOの調査で、宇喜多直家(緋田康人)の寝返りシーンが注目度75.6%を記録したことが分かった。

注目のシーン:風が変わった瞬間

最も注目を集めたのは20時38分、竹中半兵衛(菅田将暉)が「風が、変わりまする」とつぶやいた直後、伝令の藤堂高虎(佳久創)が「宇喜多直家殿が、我らに寝返りました!」と告げる場面だ。死期を悟った半兵衛は、最期を戦場で迎えたいと願い、秀吉(池松壮亮)と小一郎(仲野太賀)に懇願。輿に乗せられて平井山頂上に運ばれ、戦況を見渡した。半兵衛のかすれた声での「頼みます。行かせて…くだされ」という台詞や、蜂須賀正勝(高橋努)の「何でわしがお主を担がねばならんのじゃ」というぼやきに笑いが起きるなど、感動とユーモアが交錯したシーンだった。

宇喜多直家の寝返りが戦局を一変

1578年から続く三木城攻めは膠着状態にあった。別所長治(下川恭平)は毛利家の支援を受け、秀吉軍は数万の兵を擁しながらも1万に満たない長治側を押し切れなかった。しかし、半兵衛の調略により直家が寝返ったことで戦況は一変。直家は毛利家当主・毛利輝元(濱正悟)と反りが合わず、織田側から提示された想定以上の銭に心を動かされ、毛利との盟約を反故にした。かつて半兵衛の進言で確保した生野銀山からの莫大な資金が、この寝返りを可能にした。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

SNSの反応:歴史通りの梟雄ぶり

SNSでは「さすが戦国随一の梟雄、直家なら寝返りは朝飯前」「直家ならむしろ寝返らない方が違和感」と、史実通りの直家の行動に注目が集まった。直家は斎藤道三、松永久秀と並ぶ戦国三大梟雄の一人で、主君の浦上家を追放し、岡山周辺を支配下に置いて宇喜多家を中国地方有数の戦国大名に成長させた。実弟の宇喜多忠家でさえ、直家と対面する際には鎖帷子を着込んで警戒したという逸話が残る。

宇喜多直家の意外な一面

一方で、直家は領国経営者としても優れ、焼失した金山寺や吉備津彦神社の再建に資金を提供し、城下町の整備に尽力した。また、戦国大名としては珍しく側室を持たず、一人の女性を生涯愛し続けたという逸話も残されている。

竹中半兵衛の子孫とその後

今回、半兵衛が小一郎と慶の娘を抱くシーンがあったが、史実では半兵衛には竹中重門という息子がいた。重門は1573年に生まれ、半兵衛の死後は従弟の竹中重利が後見人となり成長。後に豊臣秀吉に仕え、小牧・長久手の戦いや小田原征伐に参加。関ヶ原の戦いでは当初西軍に属したが東軍に転じ、黒田長政と共に功績を挙げた。元服の際には父の盟友・黒田官兵衛が烏帽子親を務め、竹中家と黒田家は二代にわたって親交を深めた。重門は儒学者・林羅山に師事し、秀吉の伝記『豊鑑』を記した教養人でもあった。竹中家は旗本として江戸時代まで存続した。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ