齋藤飛鳥ら『まめとむぎ』会見で“発酵”テーマに苦い経験を糧にしたエピソード披露
齋藤飛鳥ら『まめとむぎ』会見、発酵テーマで糧になった経験語る

テレビ東京のドラマ『まめとむぎ』(10月2日スタート、毎週金曜24:12~)の記者会見が都内で行われ、齋藤飛鳥、富田望生、濱尾ノリタカが登壇した。進行は古旗笑佳アナウンサーが担当した。

富田望生が「発酵」にちなみ苦い経験を語る

会見では、作品のテーマの一つである「発酵」にちなみ、「当時は苦い経験だったけれど、今振り返ると自分の糧になっていること」を3人が発表する企画が実施された。富田がフリップに記したのは「えっ……! 電車じゃないの!?」という文言だった。

その理由について、富田は学園ものの作品に出演する機会が多かった時期を振り返り、「毎日のように一緒に電車でスタジオに通ってた同世代の子たちが、どんどん車移動になっていく時期を、10代の後半から20歳、21歳とかで経験して」と説明した。

当時は「一緒に帰ってたのに、みんな大きい車で帰っちゃう……っていうのに、途端に焦りが出たりとか、羨ましい気持ちが出たりとかっていうのを経験したんですけど」と打ち明けつつも、「今はもう全然それがなくて。むしろ電車で通ったほうが、役者をしている上ではすごくいい時間だなと思って。いろんな方を見れるし、普通の生活をするってすごく利点だなと思うので」と語った。

周囲との比較を経て見つけた心境の変化

また、かつては周囲と自分を比べ、「それにわーって頭でっかちになってた時期も確かにあった」と回顧。しかし今では、「やっぱり現場でどうパフォーマンスできるかっていうことと、現場に行った先で待ってくれるキャストの皆さんやスタッフの皆さんがいるっていう安心感に向かうことは変わりがない」と考えるようになったという。

続けて、「一番気をつけて意識しなきゃいけないのってそこだよなって思い始めてから、なんとも思わなくなった」と心境の変化を明かし、「ちょっと電車でぼーっとする時間もいいなと思いながら現場に通ってるので」と、しみじみと話していた。

ドラマ『まめとむぎ』のあらすじ

ファッション誌の編集者・清水麦(齋藤飛鳥)は、編集長になることを夢見て仕事に邁進していた。しかしワンマンな性格が仇となり周囲から孤立し、編集長の座も後輩に奪われてしまう。さらに、自身の社内不倫が発覚したことで退職に追い込まれ、キャリアも夢も失い人生のどん底へ――。

失意の麦が再訪したのは、かつて通っていた小さな居酒屋<大豆堂>。そこで店を切り盛りしていたのは、発酵料理を愛するも集客に悩む23歳の米田まめ(富田望生)だった。最初は暇つぶしで店を手伝い始めた麦だったが、編集者時代のスキルを生かし、店のプロデュースに奮闘していく。

仕事、友情、恋愛、そして過去の失敗――。時間をかけてゆっくりと味わいを深めていく“発酵”のように、悩みや失敗を抱えた二人が、自分らしい人生と新たな“居場所”を見つけだす心とお腹に効く、人生再起の物語。