9人組グローバルグループ・&TEAMのKが、実写映画『ブルーロック』(公開中)で、無気力ながら圧倒的なサッカーセンスを秘めた天才・凪誠士郎を演じている。小学生時代に5年間サッカーに打ち込んだ経験を持つ一方、本格的な俳優活動への不安から、出演を引き受けるべきか迷いもあったという。
「僕が出ていいのか」から「出演したい」への変化
お話をいただいた時点では原作を読んでいなかったというK。しかし、綱啓永や樋口幸平をはじめ第一線で活躍する俳優たちが出演し、高橋文哉が主演を務めると聞き、「アーティストである僕が、この作品に出ていいのだろうか。失礼にあたらないだろうか」とすごく考えたと明かす。
それから原作を読み、TVアニメも全話観たところ、すっかり大ファンになった。「最初に抱いていた『僕で大丈夫かな』という心配を忘れるほど作品を好きになり、『出演したい。この作品に携わらせてもらえたらうれしい』という気持ちに変わりました」と語り、「ぜひ、よろしくお願いします」とお返事したという。
『I-LAND』と重なる“青い監獄”の日々
作品の魅力について「全部が面白い」と話すKは、閉ざされた空間でサッカー漬けの日々を送り、さまざまな出会いや気づきを得ながら一人一人が成長していく姿に惹かれたという。特に“青い監獄(ブルーロック)”というシステムそのものに、自身が参加した超大型プロジェクト『I-LAND』との共通点を感じた。
「参加者が少しずつ絞られていくところも似ています。『I-LAND』に参加していた頃は、携帯電話が使えず、自由に音楽も聴けなければ、インターネットも使えませんでした。みんなでシャワーを浴び、ご飯を食べながら、歌とダンスに打ち込んでいました」と振り返り、「『ブルーロック』を観たとき、『あれ、この感じを知っているぞ』と思ったんです。そうした経験があったからこそ、作品をより身近に感じられました」と語った。
撮影現場は“ワンチーム” 凪のシュートシーンはアクロバットのよう
本格的に俳優として参加した撮影現場について、「ほかの作品の撮影現場を経験していない僕にも、明らかに雰囲気のいい現場だと感じられました。キャストだけでなく、スタッフの皆さんも含めて、本当にワンチームになっていたんです」と語り、「俳優として本格的に参加する最初の現場が、この作品でよかったと思います」と手応えを感じている。
凪ならではのプレーを表現する撮影では、「ほとんどすべてのシーンがダイナミックでした。特に凪のシュートシーンは、ずっとアクロバットをしているような感覚でしたね」と振り返る。中でも印象に残っているのは、潔(高橋文哉)が最後のシュートを決める前に一緒に走るシーンで、「細かく分けながら、1週間ほどかけて撮影しました。その直前まで『世界陸上』に関わる仕事をしていたのですが、撮影でも『また世界陸上をしているのかな』と思うくらい走りました」と語った。それでも「映像としては本当にかっこいいものを残すことができたので、よかったです」と充実感を見せた。



