『ヒトラーの毒見役』新ビジュアルと映像公開
映画『ヒトラーの毒見役』(2026年7月31日公開、配給:アンプラグド)のアザービジュアルと、毒見シーンを含む本編映像が公開された。本作は、2012年に「私はヒトラーの毒見役を務めていた」と告白したドイツ人女性マルゴット・ヴェルクの証言に基づく物語。戦後67年を経て明らかになった新事実を映画化し、ナチスに運命を翻弄された女性の衝撃的な実体験を描く。
アザービジュアルが象徴するヒトラーの権力
公開されたアザービジュアルは、毒見の席につく女性たちの上部に、彼女たちを見下ろすようにヒトラーの大きなシルエットが配置されている。戦時中の食糧難にもかかわらず、女性たちには贅沢な料理が用意されているが、毒が含まれているかもしれないという恐怖が纏わりつく。すべては独裁者ヒトラーに握られており、窮地に立たされた女性たちの表情からは張り詰めた空気が感じられる。ナチス政権下におけるヒトラーの権力を象徴する仕上がりとなっている。
本編映像:緊迫の毒見シーン
併せて公開された本編映像は、緊迫感溢れる毒見シーン。親衛隊が目を光らせて監視する中、女性たちが黙々と料理を口に運んでいると、毒見役の一人がえずいてしまう。料理に問題がないのなら食べ続けるように命令されるが、気分が悪くて食べられない。親衛隊は机を叩きつけながら「食べろ」と怒鳴り散らし、震え上がる女性たち。スプーンを無理やり口に押し付けられ、ひたすら毒見を強要される過酷な状況が繰り広げられる。彼女たちに拒否することは許されなかった。第二次世界大戦末期、暗殺に怯えるヒトラーの陰で搾取された女性たちの姿を映し出す。
ストーリー:1943年、狼の巣の近くで
1943年の第二次世界大戦末期。ベルリンの爆撃を逃れ、ポーランドの田舎町で戦地にいる夫の帰りを待つローザ(エリーザ・シュロット)。その場所は「狼の巣」と呼ばれる、ヒトラーが総統大本営「ヴォルフスシャンツェ」を置いていた森の近くだった。ある日、彼女はヒトラーの毒見役に命じられ、他の若い女性たちとともに、親衛隊による監視のもとで、銃を突き付けられながら食事をすることに。ヒトラーが食す最高の料理を、死と隣り合わせの最悪な状況で試食する苦悩の日々。そして1944年7月、総統大本営でヒトラー暗殺を狙うクーデター(7月20日事件)が勃発。戦局が混迷を極める中、彼女たちの運命は――。
出演者・スタッフ
出演者:ローザ役にエリーザ・シュロット、アルバート役にマックス・リーメルト、エルフリーデ役にアルマ・ハスーン、レニ役にエマ・ファルク、ハイケ役にオルガ・フォン・ラックヴァルト、アウグスティン役にテア・ラッシェ、ウラ役にベリット・ヴァンダー、ザビーネ役にクリームヒルト・ハーマン。
スタッフ:監督はシルヴィオ・ソルディーニ。脚本はドリアーナ・レオンデフ、シルヴィオ・ソルディーニ、ルチオ・リッカ、クリスチナ・コメンチーニ、ジュリア・カレンダ、イラリア・マッキア。製作はリオネッロ・チェッリ、クリスティアーナ・マイナルディ。撮影はレナート・ベルタ。音楽はマウロ・パガーニ。美術はパオラ・ビッザーリ。原作はロッセラ・ポストリノ「ヒトラーの毒見役」。©2025 Lumière & Co. / Tarantula / Tellfilm / Vision Distribution。



