俳優の比嘉愛未が主演を務める日本テレビ系水曜ドラマ『ファーストクライ 母子救命救急班』(毎週水曜 後10:00)が9日、最終回を迎える。現場では、比嘉をはじめとする母子救命救急班がクランクアップし、感謝あふれるコメントが到着した。
比嘉愛未、初の産婦人科医役への不安と感謝
本作は、日本屈指のセレブ病院・聖フィオナ病院を舞台にしたメディカル・エンターテインメント。片耳に先天性の難聴を抱えながらも、誰よりも赤ちゃんの“産声”を聞くことに執着するスペシャリスト・光井明希(比嘉)を軸に、秘密裏に結成された“母子救命救急班”が、行き場を失ったワケあり妊婦たちを無償で救う姿を描く。
ラストの撮影はおなじみの居酒屋のシーンとなった比嘉。スタッフから「比嘉愛未さんオールアップです!」と声がかかると、「終わりたくないー!」と地団駄を踏む様子を見せた。自身初の日テレGP帯初主演について、「正直に言うと、初めての産婦人科医役は、自分の中で役者としてのハードルがとても高くて、乗り越えられるかどうか不安な気持ちでした。でも『絶対にみんなを引っ張っていく』と覚悟を決めて、現場に入りました」と振り返り、「光井のセリフに『1人にしませんから』とありますが、逆に皆さんが私を1人にしない…そんな愛情を私の方がもらっていました。『ファーストクライ』は皆で作り上げた素晴らしい最高の作品でした」と笑顔で感謝を語った。
共演者から感謝と続編への期待
岡部たかしは「風通しの良い現場で、皆さんには助けてもらいました。こんなに風通しがいいのは我らが主演の比嘉愛未さんのおかげです。本当にありがとうございます。いろいろなプレッシャーや不安もあったと思うんですけども、人間力と明るさで引っ張ってくれて、『自分たちもしんどくても頑張らないと』と皆思ったと思います」と感謝を述べた。
若手専攻医役を演じたtimelesz・松島聡は、「まだ実感が湧かないんですけれど、皆さんの愛情にすごく助けられましたし、何よりもこの作品が本当に素敵だと思います」と語り、「皆さんと再会できることを願って、役者としてもこれからも頑張っていきたいと思います。まだ最終回の放送が残っていますけれど、1人でも多くの方に見ていただけたらうれしいなと思います」と期待を込めた。
比嘉演じる光井の親友役の徳永えりは、「今回大役をいただけたこともうれしかったのですが、何より本当にこの現場に来ることが楽しくて、こんなにカメラの前でお芝居することって楽しかったっけ?と私自身、原点回帰することができました」と振り返り、謎多きコンシェルジュ役の前田敦子は、「やっとセリフの山から抜けられてうれしいです(笑)」と笑顔を見せた。
最終回の展開とキャストの思い
山村紅葉は「演じながら、このキャラクターは果たして倉田さんなのか?紅葉なのか?と思うこともありましたが、両方です(笑)。ぜひパート2を近いうちにやっていただいて、また倉田さんで出させていただければと思います」と話し、濱正悟も「僕は1話からずっとほぼ真顔で、いつ笑うのかなあと思っていたんですけれど、早くも4話で笑顔を見せて、後半にかけては笑顔も増えていって、楽しかったです。富永は『奇跡は起こらない』というマインドの人ですが、赤ちゃんに実際に触れることがあって、本当に『奇跡だな』と思う瞬間がたくさんありました」と振り返り、「また続編?セカンドクライでお会いしたいと思います(笑)」と続編に期待を込めた。
聖フィオナ病院の院長役の真矢ミキは、「内容やテーマがすごく繊細なので、どういう4ヶ月になるかなと思って撮影に入ったんですけど、岡部さんもおっしゃる通り、スタッフの方々の丁寧なお仕事に感動しながら毎日が過ぎていきました。キャストは本当に家族のように仲良くて、でも帰るのはみんな早くて(笑)。体力の温存もすごく上手くバランスが取れていました。愛未ちゃんの人間力で、皆がつながったんだなと思っています。私は、今年芸能生活45周年を迎えるのですが、その中でも今回が1番考えた役でした。2番目は宇宙人の役をもらった時でしたが(笑)。難しい役でしたが、本当にやりがいがありました」と撮影を振り返った。
あす放送の最終回では、光井の親友・羽鳥美咲(徳永)が、虐待を受ける妊婦・沢田希美(横溝菜帆)を守ろうとして階段から転落し、命を落としてしまう。親友を失ったショックで右耳の聴力も失った光井は退職願を提出し、プロジェクトの中止によって「母子救命救急班」も解散状態へと追い込まれる。専攻医の永坂(松島)らが光井を支えようとする中、出産間近の希美が病院から失踪してしまう。



