ヒーローたちが勢揃い
場内が薄暗くなると、ゆがんだ野望を持つテニスプレーヤーの男が現れる。その野望が「ネガエモルギア」のネガティブパワーと呼応して、怪人エモンズらが登場し、会場で暴れ始める。
颯爽と舞台に登場するのは、ギャバン・インフィニティ。さらにギャバン・ブシドー、ギャバン・ルミナスが姿を見せると、場内から歓声が上がる。生のヒーローショーならではのカッコいい登場の仕方で、自然と拍手が湧き起こる。さらにギャバン・ライヤも参戦し、忍術の使い手らしさを生かしたアクションで戦う。
観客参加の応援が鍵
客席の一部までを使った戦いでは、惜しみない生のアクションが見られる。いったんはギャバンたちが優勢となるが、宿敵デス・ギャバンが登場。かつてGロッソの平和を脅かした敵幹部を復活させて襲いかかる。ピンチに陥るギャバンたち。
ヒーローが劣勢になった時に必要なのは、会場の皆の応援だ。自立型AIアシスタントのアギちゃんの声かけで「がんばれ~」コールが場内に湧き起こる。私たちはヒーローのように強くないし、一人の力は小さいけれど、皆で心を一つにすれば、強大な敵にも対抗できる。そう実感できる瞬間であり、ヒーローショーの醍醐味だ。
スーパーヒーロー大集合
「ネガエモルギア」は皆の応援でエモルギー「ガンバーレ」となり、仮面ライダーゼッツと、ゴジュウウルフ、ブンレッド、クワガタオージャー、ドンモモタロウというスーパー戦隊のレッドたちが次元も世界観も越えてGロッソに降臨し、総力戦となる。それぞれのヒーローの特色を生かしたアクションは、飛び降りあり、ワイヤーアクションありで、一瞬も目を離せない贅沢な作り。それぞれの個性が生かされており、ヒーローが「らしい」一言も口にするので、見ていて楽しい。
Gロッソに平和が戻った後は、ヒーロー全員でギャバン・インフィニティの主題歌ダンス。ゴジュウウルフが最初はかたくなにゴジュウジャーのダンスを踊ろうとしていたのがツボだった(笑)。
夏休みにぴったりのショー
夏休みにぴったりのわくわくできるショーである。子供はもちろん、大人も童心に返って楽しめる。皆で声援を送る場面では「私たちは無力じゃない」ということに改めて気づかされて清々しい気持ちになった。暑さは厳しく、新聞をめくればうんざりするようなニュースばかりの毎日だからこそ、大人にもヒーローショーで元気を取り戻してもらいたい。放送を見ていなくても、十分楽しめる。
ショーは9月27日までの土・日・祝日公演。8月8日から30日は毎日公演がある(ただし、17~19日と24~26日は休演)。8月13日から16日には素顔の戦士のアフタートーク付き公演も予定されている。



