審査結果発表、山梨県産が躍進
国産ブドウのみで醸造したワインの出来栄えを競う「日本ワインコンクール」の審査結果が24日、甲府市の県庁別館で発表された。県産ワインは111点が入賞し、金賞は11点。ともに都道府県別で最も多く、金賞の受賞数は7年ぶりにトップに輝いた。
コンクール概要と出品数
コンクールは日本ワイナリー協会などでつくる実行委員会の主催で、今年で22回目。今回は全国で158のワイナリーから886点が出品され、うち県内からは都道府県別で最多の251点がエントリーした。
審査基準と部門別結果
ソムリエら審査員が「視覚」「香り」「味わい」「ハーモニー」などの項目で計100点満点で採点した。品種ごとの「甲州」部門では、盛田甲州ワイナリー(甲州市)の「シャンモリ 柑橘香 勝沼甲州」が「標高約400メートルの冷涼な畑で酸化抑制により、柑橘の香りを引き出している」として、最上位のグランドゴールド賞(92点以上)に選ばれた。金賞(85点以上92点未満)は県産4点が受賞した。
新設部門と県外の動向
今年創設されたオレンジワイン部門では2点が金賞を受賞し、甲府ワインポート ドメーヌQ(甲府市)の「甲州黄金色」が部門最高賞を受けた。実行委員会会長の奥田徹・山梨大ワイン科学研究センター教授は「今年はブドウそのものや、たるの使い方などに創意工夫があり、進歩を感じた」と述べた。県外では、グランドゴールド賞に長野県2点、北海道1点が選ばれた。金賞は長野県9点、大分県5点などが受賞した。



