料理研究家のワタナベマキさんが、日々の自炊をもっと楽に、そしておいしくするためのアイデアを提案。カレーやグラタンといった定番料理も、ちょっとした工夫で手間を減らしながら、味は格上げできるという。
カレーは水の代わりにトマト缶で
ワタナベマキさんによると、カレーを作る際に水を使う代わりに、トマト缶の水分を活用するのがポイント。トマトのうまみと酸味が加わり、深みのある味わいに仕上がる。さらに、野菜や肉を炒める手間も省けるため、時短にもつながる。
チキンとマッシュルームのグラタン
もう一つのおすすめは、フライパン一つで作るグラタン。ホワイトソースを別に作る必要がなく、薄力粉を加えたらしっかり炒め合わせることで、なめらかなソースに仕上がる。きのこはマッシュルームのほか、まいたけを使ってもおいしい。
材料(1人分)
- 鶏もも肉:80g
- 玉ねぎ:1/4個
- マッシュルーム:4個
- ピザ用チーズ:50g
- 牛乳:180ml
- 塩:適量
- 薄力粉:大さじ1と1/2
- 白ワイン:大さじ1
- バター:20g
- あらびき黒こしょう:少々
- オリーブ油:小さじ1
手順
- 鶏肉は一口大に切り、塩少々を振る。玉ねぎは縦に薄切り、マッシュルームは薄切りにする。オーブンを220度に予熱する。
- フライパンにオリーブ油を中火で熱し、鶏肉を入れる。片面に焼き目がついたら玉ねぎとマッシュルームを加えて炒め、全体がしんなりしたら薄力粉を振り入れ、しっかり炒め合わせる。
- 粉っぽさがなくなったら白ワインと牛乳を加え、煮立たせながらとろみがつくまで煮る。塩小さじ1/3を加える。
- 耐熱皿に3を入れ、チーズとちぎったバターを散らし、220度のオーブンで10~15分、こんがり焼き色がつくまで焼く。仕上げに黒こしょうを振る。
付け合わせには、蒸したブロッコリーをオリーブ油とレモン汁で和えたマリネがおすすめ。グラタンのクリーミーさをさっぱりと引き締めてくれる。
これらのレシピは、ワタナベマキさんの著書『ワタナベマキの大人はこんな自炊でいい』(主婦の友社)に掲載されている。同書では、他にも冷たい油から調理を始める「コールドスタート」など、大人の自炊力を上げるテクニックが多数紹介されている。



