秋の生石高原、ススキの見頃は10月上旬から11月中旬 広大な草原を満喫
秋の生石高原、ススキ見頃は10月上旬から11月中旬

和歌山県紀美野町と有田川町にまたがる県立自然公園「生石高原」は、面積約13ヘクタール。秋にはススキの穂が風に揺れる広大な草原が広がり、訪れる人々を魅了している。

標高約870メートルの山頂から望む絶景

車で阪和自動車道有田インターチェンジを降り、勾配がきつい山道を約50分ほど進むと、空が開けた場所に高原が現れる。爽やかな空気の中、背の高い草に囲まれた遊歩道を進むと、一面に広がる青い草原が風で波打つ景色が美しい。

紀美野町産業課によれば、ススキの見頃は10月上旬から11月中旬。朝日や夕日に照らされ、金色に輝く光景が見られるという。標高約870メートルの山頂からは、どこまでも続く草原を一望でき、天気が良ければ淡路島や四国も見えることがある。

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SNS映えする「火上げ岩」と地域の暮らし

高原から断崖のように突き出た「火上げ岩」は、近年「SNS映えする」と評判のフォトスポット。岩の上で火をおこして雨乞いをしたのが名前の由来とされる。大阪府から訪れた男性(26)は「大自然を感じることができた。良い写真も撮れたので、次は違う季節に来たい」と話していた。

高原を保全するNPO法人「生石山の大草原保存会」によれば、ススキは昔から牛馬の餌やかやぶき屋根に利用され、地域の暮らしと密接に関わってきた。近年は遊歩道を越えて草原に立ち入る観光客もいるため、大切な草原を踏み荒らさないよう注意が必要だ。

名物「卵かけご飯」でひと休み

隣接するレストラン「山の家おいし」では、近場で採れた農産品が販売されている。名物の「卵かけご飯」はみそ汁と漬物付きで税込み600円。放し飼いで育てられた鶏の卵を使った濃厚な黄身としょうゆの相性が抜群だ。

アクセスは阪和自動車道海南東インターチェンジから車で約40分。駐車場は有田川町側に約50台、紀美野町側に約30台あり、ススキの見頃の時期は約200台収容の第2駐車場も開放される。マダニの生息域のため、肌の露出を避けた服装が望ましい。問い合わせは紀美野町役場(073・489・2430)まで。

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