コナズ珈琲が絶好調にもかかわらず、新業態を続々と投入している。次なる一手は、渋谷に朝から晩まで本物のハワイを提供するレストランだ。同店は、ハワイの食文化を一日中楽しめる空間として計画されている。
絶好調のコナズ珈琲、なぜ新業態が必要か
コナズ珈琲は現在、郊外型の大型カフェ業態として同業他社も追随するほどの好調ぶり。しかし、出店には大きな課題がある。同業態は90~130坪の大型物件が必須で、出店決定からオープンまで約2年かかるという。内装工事や各種調整に時間を要するためだ。
このため、勢いがあるのにアクセルを踏めないもどかしさがある。オープンすれば軒並み繁盛するため、会社としてはどんどん出店したいが、出すまでに時間がかかる。その間、競合も増え、消費者の嗜好変化やトレンド移り変わりで業態の力が弱まるリスクもある。
小型業態「goodNess」で出店期間を半減
こうした課題を解決するため、トリドールは新ブランド「goodNess」を開発。出店目安となる規模は50~80坪とコナズ珈琲より小型で、オープンまで約1年と期間を半減できる。内装にこだわるため年単位の時間はかかるが、より短期間で出店可能だ。
goodNessは、コナズ珈琲の成功を小型化し、出店スピードを上げるための方策と見られる。同社はこのブランドで積極出店を仕掛ける考えだ。
渋谷に登場する新ハワイアンレストラン
そして次なる新業態は、渋谷にオープンするハワイアンレストラン。朝から晩まで本物のハワイを提供するというコンセプトで、コナズ珈琲とは異なるアプローチでハワイ文化を訴求する。
同店の詳細はまだ明らかになっていないが、コナズ珈琲で培ったハワイアンフードのノウハウを活かし、都心の若者層を取り込む狙いと見られる。トリドールの多ブランド戦略の一環として、今後の展開が注目される。



