コナズ珈琲を展開する株式会社KONA'Sが、好調な既存事業に加えて新ブランドを矢継ぎ早に投入している。次なる一手として、東京・渋谷に「本物のハワイ」を朝から晩まで体験できるレストランをオープンする計画だ。同社は現在4つの業態を擁し、物件の規模や立地に応じた柔軟な出店戦略で成長を加速させている。
好調コナズ珈琲、なぜ新業態?
コナズ珈琲は郊外ロードサイドの大型物件を中心に展開し、絶好調だ。しかし、同社はこれに満足せず、新ブランド「goodNess(グッドネス)」を皮切りに、都市型中型~大型物件向けの業態を開発。さらに小型物件向けに「PALM WAGON(パームワゴン)」と「KNOWS COFFEE(ノーズコーヒー)」を相次いで立ち上げた。KONA'Sの担当者は「出店までの期間が短い業態があることで、足踏みせずに会社としての展開を加速させることが、goodNessの役割の一つ」と説明する。
物件を選ばない4業態ポートフォリオ
現在、KONA'Sが運営するのは以下の4業態。
- コナズ珈琲
- PALM WAGON
- KNOWS COFFEE
- goodNess
各業態の出店条件は明確に異なる。コナズ珈琲は郊外ロードサイドの大型物件、goodNessは都市型の中型~大型物件、PALM WAGONは10~30坪の小型物件、KNOWS COFFEEは駅近やショッピングモール内の10~50坪の小型物件向けだ。こうしたポートフォリオにより、どのような大きさ・立地の物件が出てきても、合う業態を当てはめることで出店チャンスを逃さない。
KNOWS COFFEE、早くも2店舗
今年3月に1号店がオープンしたKNOWS COFFEEは、千葉・津田沼のイオンモール内に誕生。5月には埼玉・越谷のイオンレイクタウン内に2号店を出店した。ハワイの揚げドーナツ「マラサダ」専門店のPALM WAGONとともに、小型物件での出店を加速させる。
渋谷の新店舗、ディナー単価は4000~6000円
そして注目は、渋谷にオープン予定の新レストラン。同社は「本物のハワイ」を朝から晩まで提供するという。ディナー単価は4000~6000円を想定しており、コナズ珈琲とは異なる客層を取り込む狙いだ。詳細は今後発表されるが、ハワイアンフードと雰囲気を前面に打ち出した業態となる見込み。
KONA'Sは、好調なコナズ珈琲を軸にしながらも、新業態で都市部や小型物件にも積極的に進出。出店の選択肢を広げることで、さらなる成長を目指す。



